Go の goroutine / channel は全然簡単じゃないので errgroup を使おう - 音速きなこおはぎ

技術記事です。今日は Go の golang.org/x/sync/errgroup についてです。 TL; DR Go が並行処理を得意とするのは事実だけど、とはいえ正しく使うのは難しい（特に channel）。 errgroup なら「並行でダウンロードする」のような頻出パターンをとても簡単かつ安全に使えるので、まずはこれで美味しいところだけ頂いてしまおう。 重い処理を並行にすればあなたのプログラムはカジュアルに数倍速くなる。 多分 errgroup だけで現実の要件の85%くらいはカバーできるはず。 channel も含めてちゃんと使いこなしたいと思ったら、Go 言語による並行処理 がおすすめです。 errgroup とは ドキュメントはここを参照してください。説明を読むよりコード例で見たほうが早いと思うのでこちらをどうぞ。 package main import ( "fmt" "

[l-_-ll]

"標準の sync.WaitGroup と比べても、「エラーを受け取る」「関数を渡す」という二点のおかげでより扱いやすくなっているので、実質的な上位互換です。" "context はあくまでイディオムであり言語機能ではない。"

[mom0tomo]

contextの渡し方については「詳解Go原語ウェブアプリケーション」に解説とコードがある。

[turanukimaru]

複数の goroutine を起動して channel を待つだけの関数を自分で書いて使ってたわ…他人に見せる前に標準であるのが知れてよかった（白目。自作の奴はエラー処理を工夫する方向に進化させるか…

[hasiduki]

そもそもgoroutineとchannelはまるでモダンじゃないよな！！！！！