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敗戦国のみじめさよ ―そしてハーケンクロイツへ― - 書痴の廻廊
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『読売新聞』は幸運だった。 大正十年、彼らは期するところあり、ちょっと特殊な展覧会を開催(ひら)く... 『読売新聞』は幸運だった。 大正十年、彼らは期するところあり、ちょっと特殊な展覧会を開催(ひら)くことに決めている。 特殊とは、むろん出展される品。 第一次世界大戦中に帝政ドイツが刷り出したプロパガンダ・ポスターである。戦意高揚、スパイ警戒、エトセトラ。偉大なる勝利に至らんと智慧の限りを振り絞り、作製された掲示物。センセーショナルな「張り紙」の、同社が蒐集・保管するありったけ(・・・・・)を世間の耳目に晒さんと、そういうことを企画した。 彼らの視角に基けば、今の日本に何より欠けているものは、宣伝戦の心得だからだ。 (プロパガンダに余念のないチャップリン) 仕掛けるにせよ、邀撃にせよ、技術的に拙劣すぎる。ここは一番、よき「教師役」を得るべきである。それにはやはり、ドイツに如くはないだろう――。 「ドイツが先に連合軍に四方より包囲せられながら、飽くまで奮闘し、能く五年間の苦戦に堪へ得たものは、