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安保法制、デモ隊も見逃した「陰の主役」〜外務省条約局マフィアの狙いと画策(魚住 昭) @gendai_biz
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安保法制、デモ隊も見逃した「陰の主役」〜外務省条約局マフィアの狙いと画策(魚住 昭) @gendai_biz
デモ隊も見逃した「陰の主役」たち 外務省の超エリート 条約局マフィアという言葉を聞かれたことがおあ... デモ隊も見逃した「陰の主役」たち 外務省の超エリート 条約局マフィアという言葉を聞かれたことがおありだろうか。外務省の超エリート・旧条約局(現国際法局)の局長経験者を中心に形成された人脈のことだ。 たとえば安保法制懇の柳井俊二座長。国家安全保障局の谷内正太郎局長。外務省一の切れ者とされる兼原信克内閣官房副長官補。安倍首相が法制局長官に起用した小松一郎氏(昨年病死)。みんな条約局長(国際法局長)経験者で、条約局マフィアの代表格と見なされている。 安保法制を執拗に画策してきたのは彼らである。彼らこそ官邸の主役だと言っていいだろう。私はこれまで官僚の掌で政治家が踊る姿を何度も見てきたが、今ほど官僚が政治を思うままに動かす局面を見たことがない。 先月末、河出書房新社から出た『安倍「壊憲」政権に異議あり 保守からの発言』(佐高信編著)で山崎拓元自民党副総裁がこう語っていた。 〈いまの内閣はまたぞろ官