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人気「中国史マンガ」古典から新作まで、比較してみたら分かったこと(安田 峰俊,現代ビジネス編集部) | 現代ビジネス | 講談社(1/2)
昨今の日本で、中国のイメージは良くない。だが、中国嫌いを自認する人でも「いまの中国は嫌だけれど昔... 昨今の日本で、中国のイメージは良くない。だが、中国嫌いを自認する人でも「いまの中国は嫌だけれど昔の中国は好き」といった意見を持つ人は案外多い。 日本人の間で、そんな「昔の中国」のイメージの原点は中国の古典だ。とはいえ、現代の人にとっては古典の『史記』や『三国志演義』それ自体というより、これらを題材にした歴史小説や歴史マンガの影響が大きいだろう。 本サイトの定期寄稿者で『八九六四 天安門事件は再び起きるか』『さいはての中国』などの著書があるルポライターの安田峰俊氏は、過去に大学院で中国史を専攻し、また無類の中国史マンガ好きでもある。今回は編集部がインタビューする形で、中国史マンガの魅力を語ってもらった。 こんなにある ――中国史を題材にした歴史マンガは数多くありますが、やはり基本は横山光輝作品でしょうか。 安田 そうですね。横山光輝先生の作品は基本ですよね。『三国志』はもちろん、『水滸伝』『
2018/10/17 リンク