ソフトバンク・孫正義、楽天・三木谷浩史ほか、カリスマ経営者を信じる人はなぜ投資に失敗してしまうのか（週刊現代） @gendai_biz

孫正義を信じたばかりに カリスマ経営者の言うことを真に受けて株を大量に購入する―これは投資で大失敗する典型的なパターンの一つだ。 定年退職後、退職金を元手に株式投資を行う井上守さん（67歳・仮名）は、ソフトバンクグループ会長兼社長の孫正義氏と楽天グループ会長兼社長の三木谷浩史氏に一杯食わされた。 「昨年2月に孫会長は会見で『ソフトバンクグループとは、金の卵を生み出す製造業』だとぶち上げました。 証券会社がこぞって推奨していたこともあり、株価1万円程度で500万円分購入しました。 ところがその後、同社の投資案件は現状で赤字ばかりであることが判明し、株価は急落。現在はほぼ半減しています。 同時期に楽天の三木谷会長はスマホの『ゼロ円』プランを発表しました。私は楽天が携帯大手3社を猛追すると信じ、昨年2月に1株1200円で100株を購入。 ところが、『ゼロ円』プランを廃止するなどして株式市場では失