【小泉悠】研究者は挫折、就活はことごとく失敗 無職で気づいた自分の天職：朝日新聞GLOBE＋

小泉悠さんにとって、夏は一つの思い出がよみがえる季節だ。 毎日のように通っていた図書館のある市民センターの2階で、母親が有志と原爆展を開くのだ。 両親は、二人とも反核・反戦運動に熱心だった。母親らが主催していた夏の原爆展では、小泉さんも投下直後の悲惨な写真を毎年見ていた。 『風が吹くとき』『トビウオのぼうやはびょうきです』……。当時読んだ原爆をテーマにした児童書の題名は、いまでもいくつもそらんじられるほど。その恐ろしさは、深く脳裏に刻まれた。 母親らが原爆展をしている階下の図書館で、息子は軍事本も、読みあさっていた。自衛隊員と遊んでいることも、親は快く思わなかった。 「両親とはさんざんもめました」 だが、両親との確執は、独特のバランス感覚とさまざまな素養を養うことにもなった。 意見の異なる相手にどう耳を傾け、どうしたら納得してもらえるのか。自分のやっていることを両親に説明しようと必死で考え

[addwisteria]

立場を問わず自らを正義、正しいと捉えるあまり「悪魔の代弁人」を自分の中に置いていなかったり、悪魔化してしまう人が多い中、ちゃんとリアルな人(おそらく善人だろう)と仮定して論構築出来るのは強いよなぁ。

[mm-nakamuraya]

大学時代からの友人なので、いろいろ存じておりますが、彼のご両親はガチガチの教条&権威主義的なオールド左翼ではなく、共に早大出身のすごく知的で、寛容なところのあるリベラルな人たちでした。

[erigami]

今の政治家とかは自分達の支持者ばかり見てる気がする “「いまも日本の安全保障について考える時には、まず両親の顔が浮かぶ。あの人たちをどう説得すればいいだろうかと、考えるわけです」”

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障害者。「無職」か「就労」か。「就労」とは「就職」で「雇われ」しか想起できなかった。ハローワークに「フリーランス・作家芸術家・起業・飲食店経営・その他稼ぎ方、税金の納め方」のコーナーを設けてください。

[BigHopeClasic]

これ、世の中のあらゆる類のオタクが韋編三絶するほど読むべきだ。少なくとも大学生までのオタクがこれを読めばある種の絶望からは逃れられる。

[gogatsu26]

“「身近にサラリーマンがいないから、会社って何をしているところかもわからなかった。職業的な想像が働かなかった」 たしかに、小泉さんの親類を見渡すと、教員だった父親以外、サラリーマン生活をしている人…”

[neet_modi_ki]

環境など近いものもあり親近感というか共感を覚えた。ダメ人間というとあれだけど、既存の型にはまり切れない人間のモラトリアムや居場所って大事だなと。そしてこの方は芽が出たけど、そうでない人間も多い…

[kihiketufuwabe]

「自衛官と遊んでいることも、親は快く思わなかった」当時の空気がよくわかる文言。住民登録や入学の拒否から教師による自衛官の子供いじめまで、主にリベラルな方々による自衛官差別は本当にあったんですよね

[kazu_y]

"小泉さんの自宅の本棚には、「文体に感銘を受けた」という長野まゆみ、「めちゃくちゃ好きだった」という澁澤龍彦のほか、吉田修一、村上春樹から佐藤大輔まで、SFからノンフィクション、評論、小説"

[vox_populi]

「たしかに、小泉さんの親類を見渡すと、教員だった父親以外、サラリーマン生活をしている人はほとんどいない。「親戚はかなりアナーキーな人たちで、最悪、死ななけりゃいいという、謎の安定感があった」と笑う」。

[Shalie]

"「いまも日本の安全保障について考える時には、まず両親の顔が浮かぶ。あの人たちをどう説得すればいいだろうかと、考えるわけです」"

[prna79]

“議論のための批判や反論をする人を「悪魔の代弁人」という。小泉さんは「僕にとっての『悪魔の代弁人』は両親だった」と振り返る。”

[cinefuk]

"だが、両親との確執は、独特のバランス感覚とさまざまな素養を養うことにもなった。「いまも日本の安全保障について考える時には、まず両親の顔が浮かぶ。あの人たちをどう説得すればいいだろうかと考える」" @OKB1917

[babi1234567890]

「いまも日本の安全保障について考える時には、まず両親の顔が浮かぶ。あの人たちをどう説得すればいいだろうかと、考えるわけです」

[georgew]

いくつかブコメでも指摘されてるけど、これは結構幸運が作用しているように見え、普通だったら十中八九食い詰めるパターン。よい子は真似できないですね。

[maido3]

両親は、二人とも反核・反戦運動に熱心だった。母親らが原爆展をしている階下の図書館で、息子は軍事本も、読みあさっていた。自衛隊員と遊んでいることも、親は快く思わなかった。

[SasakiTakahiro]

“最悪、死ななけりゃいいという、謎の安定感”。

[Listener]

"「身近にサラリーマンがいないから、会社って何をしているところかもわからなかった。職業的な想像が働かなかった」" これ本当によくわかる。

[moerrari]

こちらでホッテントリになっていたロシア専門家の人→ロシア専門家と知らずに「コスメ女子」に絡む - Togetter - https://togetter.com/li/1839217 NHK西口玄関へ…押し入る全裸中年男性！ - Togetter - https://togetter.com/li/1919232

[snare_micchan]

就職後1年持たずって山上コースなんだが、家系がアナーキーだったのが大きな違いかな。家系は人を作る良い例

[anus3710223]

この人のTwitterまじ面白いしタメになる。フォローしても損は無い

[plutonium]

おもしろい展開だ

[blueboy]

　JSF との違いは、兵器に呑み込まれなかったことだ。JSFは、兵器に呑み込まれてしまった。兵器に魂を売り渡してしまって、兵器を批判的に見られない。兵器至上主義であり、現場指揮官レベルの認識力。大局観がない。

[Yauchi]

08/19「いまも日本の安全保障について考える時には、まず両親の顔が浮かぶ。あの人たちをどう説得すればいいだろうかと、考えるわけです」

[Imamura]

なんだかつらくなってきたぞ。このあと逆転人生が待っているとわかっていても、社会に身の置き場を見つけられないのはしんどい

[star_123]

面白すぎる人生送ってるな

[horaix]

「安全保障を学ぼうとしたがぴったりのゼミがなく、入ったのは平和学のゼミだった」日本学術会議という組織がアカデミズムとしての軍事研究を排除してますからね。

[ytn]

修士時代の話は胃が痛くなるな

[and_hyphen]

これを読んで勇気が出る人とちょっと絶望するひと両方いそうな気はする。純粋に読めない捻くれた人間性が少し嫌になる自分。

[kaloranka]

振り返ることが出来るって時点で、あくまで生き残った人の事例だからなぁ。良い悪いとは関係なく

[nyakapoko]

メディアで活躍する姿からは想像できない。ホント人って環境次第だよね。

[augsUK]

前回に続いて続きが気になる締め。ご両親と政治思想や戦争の捉え方は全く合わなかったのだろうけど、子供を自由にさせつつ進学するなら私大でも行かせてる訳よね。

[tana_bata]

ぐぬぬ面白い。本人も面白いが、これライターも相当上手い。ぐぬぬ

[udongerge]

今日はこの人の顔がいっぱい出てくる日だ。こっちは統一感あるな。

[goldhead]

澁澤龍彦とは意外な名前が。

[daaaaaai]

よすぎる

[hatsumoto]

「フルタイムお勤めする」以外の生き方はもっと知られていいよね。ここまで突き詰めたものがなくても半勤半フリーくらいでゆるっと生きたい。高知でリモートで詩人の人の記事も良かった。

[aliliput]

突然の澁澤龍彦でびっくりしたww