みんなが出版社になれるのか - golden-luckyの日記

「本の編集者は何をしているのか」を書こうとしていて、もう何か月もまとまらなので、とりあえず「出版社が何をしているのか」を書いておきます。 素朴な出版社のイメージ＝中間搾取者 出版社そのものは販売網ではない 販売網への窓口は出版社の機能のごく一部 出版社＝売り物の本の専門家 まとめのようなもの 素朴な出版社のイメージ＝中間搾取者 とくに出版業界に興味がない人からみた出版社のイメージって、おおむね「著者と読者の間にいるやつ」という感じだと思います。 絵にするとこんな感じ。 著者の立場からすると「本を出すときにお世話になる会社」で、読者の立場からすると「著者が書いた本を書店で買えるようにしてる会社」ですね。 この絵のイメージで出版社を捉えると、「原稿から本を作るコストはかかるだろうけど、中間にいるだけで本の売り上げの大部分が懐に入るのか。やはり既得権益は強いな」という印象を抱くのではないでしょう

[marmot1123]

編集者大事なんだよなあ。

[kabukawa]

編集者がいないとどうなるか、は技術書展などで本を作ったり、会社で仕事としてブログなどの記事を書いたことがある人なら、なんとなく分かるような気がする。

[znz]

最初の頃のRubyist Magazineはみんなタダでやってるのに、編集のチェックもすごかった覚えがある(今は人が減ってしまったのでそれなりなのは仕方がない)ので、良い出版社というのはあんな感じなんだろうなと思っている。

[lost_and_found]

“出版社＝売り物の本の専門家”

[yuchicco]

わたしは書店に勤めていたけど、出版社の「本をつくる」役割は本当に重要。編集者がダメだと本も本当にダメ。

[murashit]

「著者から直接販売網へ」がどんなものになるかが昔よりは見えるようになってるから、(ちゃんとやってるなら)武器が見えやすくなってるのかもしれんなと思うことはある

[mohri]

“「売り物の本の専門家が本を作るのを手伝ってくれる」という機能”

[kamezo]

電書発行サービスは取次・書店に当たり、出版社の機能は含まれていないというのは多くの人が見逃していそう／映像だと制作と流通（上映や放送・配信）は別ってのはよく知られてそうだよなぁ。

[mcgomez]

そのインタラクションができてる編集者はどのくらいいるんだろうか。

[sezemi]

“「売り物の本の専門家が本を作るのを手伝ってくれる」という機能” これは伝わりにくい価値だろうなぁ

[naglfar]

出版社は何をしているのか、解説。原稿を“売り物”に仕立てる専門家とのこと。

[nyankosenpai]

独りよがりな本がどれほどつまらないか、編集者の力を侮ってる時点で聞く必要ない言説