まどかの救済――あるいは背中のまがったこびとの話 - 過ぎ去ろうとしない過去

2月のエントリ「約束された救済――『魔法少女まどか☆マギカ』奪還論」は、本編があのような結末をむかえたこともあって、大きな反響を呼んだ。もちろん、あのエントリは予測でも願望でもなく、魔法少女の理念をただ著しただけにすぎない。しかし、内心の予想以上にあのエントリとぴったりくる結末だったのをみて、本人が一番驚いているとともに、ベンヤミンと『まどか☆マギカ』の相性はよいということを、ますます確信するに至った。 ところで、人気番組終了の常なのだが、最終回以後、様々な感想がネット上に飛び交っている。満足した者、満足してない者、それぞれいるだろう。あの結末は納得がいかない、という人がいるのはあたりまえのことである。ひとにはそれぞれ価値基準があるのだから。しかし、あのわかりやすい最終回を見て、なお見当違いな解釈をおこなっている人びとも多く見られる。それはたぶんにドグマ的であり、「誰かが幸福になるには誰か

[cubed-l]

うん、分かりやすかったよね

[highcampus]

そうそうそうなんだよ、「もう何も怖くない」はダブルミーニングになってるんだよ！

[peppers_white]

（言っちゃあ悪いけど、こういう「自由」を大事にする主人公って、本当少ない）

[Imamu]

「現れは世界の構築者としての神ではなく、救い主としてのそれ」「一瞬一瞬に含まれるかすかな救済の痕跡に、奇跡の可能性を見出す」

[filinion]

なるほど。「もう何も怖くない／なかった」なのか。／言わずと知れたことだけど、キング牧師の言葉は自分をモーゼに擬してるんだよね？人々が向かうべき約束の地を真っ先に山頂で見るが、自分はそこに到達せず死ぬ。

[DG-Law]

完全には同意しないが近い考え。これをマッチョイズムと呼ぶなら，それはやはり悪意ある解釈だと思う。

[keiseiryoku]

《個人的には、まどかは「神」というよりも「英雄」のモチーフが適当ではないかと考えている。》

[cloudliner_tweets]

彼女は確信したのである。まどかの未来を。ゆえに、「もう何も怖くない」

[t-murachi]

humm...

[houyhnhm]

相変わらず変わったものと結びつけるねー。

[wideangle]

なんかもにょるが言葉にならないので保留で。

[paulownia]

『まどかが救済したのは、この人間の「自由」である』『「願う」という崇高な自由までは奪えないのだ』

[tappyon]

うーん…彼女の行為は自己犠牲にするべきでないというのは無理が有るような。だってまどかの新たな法の恩恵受けることになるし。彼女の意志なのか他人の意志なのか区別がつかないだろあの願いは

[amamako]

何度読んでもやっぱり理解納得出来ない。しかしみんな賞賛しているっていうことは、やっぱり僕が狂っているんでしょうかねぇ。

[neogratche]

まどかの救済は「悲劇の終焉」ではなく、「新しい可能性の始まり」だった。ローザ・パークスの行動が後の運動のきっかけになったように

[oldriver]

このエントリ、難解な話かと思ったらちゃんと読めたよ。

[genosse]

「法に対して新たな法を提示するのではなく、ただ自由を行使する」まどかが魔法少女になると決めた時、新しい世界のあり方を提示したわけでは無かったはずだよね。

[sunny-spot-sketch]

読みやすさに驚く。

[meets623]

まどかの救済、あるいは背中のまがったこびとの話 - 過ぎ去ろうとしない過去

[KIM625]

自由論。

[yomimonoya]

「彼女は、その自由を行使したのだ」