ペペロンチーノを科学する世紀の奇書『男のパスタ道』は「いきの構造」にならぶ（かもしれない）名著である - HONZ

料理研究家・土屋敦が編み出すレシピは、どれもとてもシンプルで美味しい。だから、ひょっとしたら横着な男なのではないかと思っていた。実物を見ても、なんとなくそういう印象がしないでもない。しかし現実は真逆、オタク的執着心の権化だ。 そうでなければ、豚の角煮のレシピだけを２７も集めた本『なんたって豚の角煮』など出版するはずがない。世界中のどこに、豚の角煮でそんなにたくさんのレシピを必要とする人間がいるのというのだ。 というのが常識的な判断だろう。しかし、世の中は広い。アマゾンをチェックすると、四つもレビューが載っていて、いずれも五つ星。わけわからん。が、ふと、土屋敦は四人家族であることを思い出してしまったりした。 こんどはペペロンチーノで本を一冊である。さすがに、ペペロンチーノのレシピを２７も紹介する、という愚を犯してはいない。美味しいペペロンチーノを作りたいという一心で、すぐれて科学的な実験を繰

[anpaku]

ペペロンチーノは、私が一番好きなシンプルなパスタだ。日本食でたとえると素うどんということなのかもしれない。少数の材料で、麺の美味しさを生み出すのは調理の技術ですな。

[IkaMaru]

この手の研究は大抵「ためしてガッテン」が先行してるんだよなあ

[fiblio]

「美味しいペペロンチーノを作りたいという一心で、すぐれて科学的な実験を繰り返すという探究心あふれた本」

[machida77]

買おう。

[urbansea]

芸談。

[bloglider]

この世に存在するペペロン界についてのアツい本らしい。ちょっと欲しいかも。

[longview]

今日買って一気に読んだ。面白かった。ためしてガッテンの話も盛り込まれており、かつ、その先に行っていた。料理本というより、ちょっとした論文という感じ。レシピ通りに作るのは材料調達が大変そうでしたが。

[bookkeeper2012]

『いきの構造』について“叱られるのを承知でいうと、哲学的考察というものをパロディー化しているのではないかとすら思った”ですよね。

[hharunaga]

別名「絶望のパスタ」なのに、むしろ「希望のパスタ」に思えてくるレビューだなｗ

[oyatun27]

買う。

[aienstein]

熱のこもったレビュー。こんな読ませたくなるレビューが書きたくて、最近某ECサイトにもレビューを寄せている。

[kenzy_n]

ペペロンチーノは奥深い