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弱い心を何度も叱り、金かりに行く『文豪と借金』 - HONZ
文豪と借金というのは切っても切り離せないものなのかもしれない。石川啄木、内田百閒、川端康成など、... 文豪と借金というのは切っても切り離せないものなのかもしれない。石川啄木、内田百閒、川端康成など、借金にまつわるエピソードを持つ文豪は枚挙に遑がない。なかでも有名でゲスの極みといっても差し支えないのは石川啄木である。 親友の金田一京助をはじめ、借金に借金を重ねたあげく、金は返さずに踏み倒し、妻子に金をやらずに、手にした金で女遊びに明け暮れていた。本書にはそんな石川啄木の借金メモが掲載されている。メモをみると60名あまりから1372円を借金していることがわかる。いまのお金にして680万ほどだという。石川啄木は借金に関してこんな句を残している。 何故かうかとなさけなくなり、 弱い心を何度も叱り、 金かりに行く 金を借りに行く際に自分を情けなく思う気持ちが何となく思い浮かぶ歌だ。一方で啄木は「一度でも我に頭を下げさせし人みな死ねといのりてしこと」なんて歌も残している。この歌は金を貸した人に対して読
2020/04/29 リンク