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『道』白石一文|あの時、ああしていれば - 書に耽る猿たち
『道』白石一文 小学館 2022.7.23読了 白石一文さんの小説は、年々柔らかくなってきているような気がす... 『道』白石一文 小学館 2022.7.23読了 白石一文さんの小説は、年々柔らかくなってきているような気がする。昔の作品は切れ味鋭く、読むたびに感情を揺さぶられた記憶があるのだが、今はゆったりとした心持ちで読める。それはそれで悪くないと思うのは自分も歳を重ねたからであろう。 帯にもあるように、タイムスリップの話である。娘を交通事故で亡くし、精神に異常を喫した妻と過ごす日々、功一郎は過去を悔やむ。あのときああしていれば、娘の事故は未然に防げたのではないか、妻も自殺未遂をしなかったのではないか。昔一度成し遂げた「あれ」を試し、2年ちょっと昔の自分に戻るのだ。 あり得ないストーリーではあるのだが、妙にリアリティがある。細部まで繋がるストーリーに隙がなく、まるで何層にもある世界が同時進行しているような感覚になる。死後の世界があるという考えも、これに近いんじゃないだろうか。 人は誰しも「あの時、ああ
2022/07/24 リンク