エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
『だれも死なない日』ジョゼ・サラマーゴ|死がなくなることの恐ろしさと混乱 - 書に耽る猿たち
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
『だれも死なない日』ジョゼ・サラマーゴ|死がなくなることの恐ろしさと混乱 - 書に耽る猿たち
『だれも死なない日』ジョゼ・サラマーゴ 雨沢泰/訳 河出書房新社 2022.9.10読了 死はどうして恐ろし... 『だれも死なない日』ジョゼ・サラマーゴ 雨沢泰/訳 河出書房新社 2022.9.10読了 死はどうして恐ろしいのか。『火の鳥』(手塚治虫著)で永遠の命を欲しいと願っていた人たちは、何故死を恐れ、何のために永遠に生き続けたい(死にたくない)と思っていたのだろうか。 永遠の命なんて欲しくない。そう気付いたのはいつからだろう。自分だけが生き残ってしまうという残酷で孤独な世界を映画で見たり小説で読んだからだろうか。確かに1人生き残ることほど辛いことはない。人間は孤独というものが苦手なのだ。 この世で誰も死ななくなったらどうなるのだろう。恐ろしいことがこの小説の中で起こる。「死」がなくなったときに想定されるあらゆる事態が起こる。そして、国内は混乱していく。 誰も死なないかわりに誰も生まれない。そうなると、この矛盾はないように思える。しかし「老い」がなくなるわけではない。そうなると若者がいなくなりよぼ