vouvoyer と tutoyer | ほっと＠teaたいむ

フランス語の単数二人称は２種類ありまして、家族や友達どおしの「tu チュ」と敬語の「vous ヴ」、「チュ」も複数になると「ヴ」なんですが、「ヴ」を単数で使うと敬語になります。 呼び方だけではなくて、続く動詞が主語によって変化しますが、「ヴ」の活用のほうが不定詞（動詞の原形）に近いので、最初は「ヴ」で話すほうが簡単です。でも親しくなっているのにいつまでも「ヴ」のままだとよそよそしいし、小さい子供にヴで話しかけたりするとかなり変な顔をされてしまうので、「チュ」の使い方を覚えるようになります。 大人どおしだと初対面はもちろん「ヴ」で、呼びかけるのもファミリーネームにムッシュやマダムをつけて話します。そのうち親しくなってファーストネーム（フランス語でプレノン）で呼び合うようになると「チュ」になります。この「ヴ」で話すことを「ヴヴォワイエ」、「チュ」の方を「チュトワイエ」と言います。「ヴ」から「チ

[itochan]

コミュニケーションの講義をラジオで聴いていて、英仏は、アメリカのすぐにファーストネームで呼び合うのとは、文化が違うと言っていた。　また日本はそのどちらともまた違う距離感らしい。ポライトネス。