核のごみ調査、本会議で請願採択=原発立地自治体で初、町長判断へ―佐賀・玄海町 時事通信 / 2024年4月26日 18時2分 原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場を巡り、佐賀県玄海町議会は26日の本会議で、候補地選定の第1段階である「文献調査」の受け入れを求める請願を賛成多数で採択した。同町には九州電力の玄海原発がある。原発立地自治体の議会が、調査受け入れを求める請願を採択したのは全国で初めて。 受け入れの可否は最終的に脇山伸太郎町長が決める。本会議後に記者団の取材に応じた脇山町長は「重く受け止めている。考える時間が必要だが引き延ばすのもよくない」と述べ、5月中に判断する考えを示した。 [時事通信社]