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臓器が別の臓器に変質する感染症が広がった近未来を、臓器移植や気候変動など多様なテーマで切り取っていくSF長篇──『闇の中をどこまで高く』 - 基本読書
闇の中をどこまで高く (海外文学セレクション) 作者:セコイア・ナガマツ東京創元社Amazonこの『闇の中を... 闇の中をどこまで高く (海外文学セレクション) 作者:セコイア・ナガマツ東京創元社Amazonこの『闇の中をどこまで高く』は、アーシュラ・K・ル=グイン賞特別賞受賞作にして1982年生まれのアメリカ作家セコイア・ナガマツによる第一長篇だ。 北極病と呼ばれる感染症が世界にまん延し、重い空気が漂う未来の社会を、連作短篇のように断片的な人々のストーリーで描き出していく。いわゆるパンデミックSFに分類できるが、そこから安楽死をめぐる議論や気候変動対策、臓器移植用に育てられた豚への倫理的な問題など多様なテーマに繋がっていき、それぞれテイストの異なる話をうまくまとめあげている。先日紹介した同じく東京創元社のラヴィ・ティドハー『ロボットの夢の都市』と並んで、3月にしてすでに今年ベスト級の海外SFだ。 著者はルーツを日本に持つ作家で、2年間新潟にいたこともあるという。そのため、本作には日本が舞台になる話や
2024/03/17 リンク