黒田緩和と市場：円安の株高効果が減退、残されたＥＴＦの「後始末」

２月１７日、日銀が黒田東彦総裁の下、大規模緩和を進めた１０年間で日経平均株価は約２．５倍となった。写真はドルと円の紙幣。都内で２０１３年２月撮影（２０２３年 ロイター／Shohei Miyano） ［東京 １７日 ロイター］ - 日銀が黒田東彦総裁の下、大規模緩和を進めた１０年間で日経平均株価は約２．５倍となった。緩和初期にその最大の要因となった円安も、足元で株高効果は薄れているとの見方が多い。時価ベースで５０兆円にのぼる上場投資信託（ＥＴＦ）の購入も日本株を支えたが、次期日銀総裁にはその「後始末」という課題が重く残る。

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ETFは個人投資家に10%引きとかして売却するという提案があって(たしかニッセイ経済研究所だったと思う）、多分やると思う。

[sgo2]

企業の財務が安定し過ぎているhttps://www.scgr.co.jp/wp-content/uploads/2020/10/100420_2250_8.gifのが成長(=借金を圧縮する手段)のインセンティブを弱めているので、企業が持て余してる現金で買い取らせるのが1つの手かも。

[howlingpot]

基本的な出口政策の知識として、日銀は財務状況と無関係に当座預金付利引上げで金融引締できる。だからETFは別に売らなくていいし、既出の年金基金譲渡でも解決する。もちろん普通に売ってもいい(何が気の毒なのｗ)。

[kuroyagi-x]

実態はドーピングだったよね。出口戦略をどうするのかとは当時から指摘されていたし、岸田文雄氏や後任の日銀総裁が気の毒ではある。

[kaikeiya]

持ってたらダメなん？だめなら相対で年金機構に譲渡すれば？

[buu]

“バズーカ”みたいにカッコ良さそうに表現するから調子に乗る。「黒田覚せい剤」ぐらいでちょうど良い。

[maeda_a]

株高効果というと企業業績に関係なく株だけが上がったみたいだが、PERは特に変わっていないのだから正確には「円安による企業業績の改善」と言うべき。頭打ちとはいえ企業業績は史上最高水準の更新を続けている。