かなりの下げ幅だが、経済の基礎的部分は安定＝株安で山口財務副大臣

［東京 １３日 ロイター］ - 山口俊一財務副大臣は１３日夕の記者会見で、この日の東京株式市場で日経平均 が今年２番目の下げ幅を記録したことを「かなりの下げ幅」と評し、今後の動向を注視する姿勢を示した。 副大臣は、この日の株安や円高に関する質問に対して「基本的にいろいろな要素で上がり下がりしていく。一喜一憂せず、ともかくしっかりと注視していくに尽きる」と述べた。 政府は１２日に安倍政権の第３の矢となる成長戦略を取りまとめたばかり。その直後に株安や円高が進んだことには「（投資）減税の話も出たり、いろいろある中での動き。米、アジア、ＥＵなどを幅広く見ながら、しかし注視をしないとだめだ」と話した。