「守秘義務」とは何ぞや？ - 企業法務戦士の雑感 ～Season2～

長崎の司法修習生が巻き起こした一つの“事件”。 「インターネット上の自身のブログに、検察の実務修習で体験した容疑者の取り調べや司法解剖の内容などについて書き込みを続けていたことが19日、分かった。同地裁は「修習生としてふさわしくない行為があった」として、裁判所法の守秘義務違反に当たる可能性もあるとみて事実関係の確認を急いでいる。」（日本経済新聞2008年6月19日付朝刊・第22面） この後に続く記事だけ見ると、“ミーハーな愚か者が迂闊にも・・・”というコメントがぴったり来るような一連の報道。 最初、某著名ブログ経由でこの記事を読んだ時は、自分もうっかり騙されるところだった・・・。 だが、嫌疑をかけられた修習生の名誉のために言うならば、このレベルの書き込みに対して「守秘義務違反」で制裁を加えることが許容されてしまうのだとすれば、この国の司法はちょっと危うい（少々大げさかもしれないが）。 本人

[katamachi]

この記事の背景というか、ブログの続きにはこんな表現があったんだね。赤裸々すぎるし、どこかこの純粋さに違和感も覚えるが、この修習生の言葉をもうちょっと読んでみたいような気がする

[memoclip]

同意します。

[kanimaster]

ニュースで読んだ部分よりも、この記事の引用箇所のほうが悪い気がする。

[sirobu]

自分に起きたことを抽象化するテクニックを養わないとダメって事なんだろうな。ネットリテラシと一緒に義務教育に組み込むのが良いんじゃないかな、分野は国語辺りで

[hatayasan]

疑わしいと思ったら全文を読むのは鉄則だなあ/ただ、この修習生は個人を特定できる情報をウェブに流しすぎた感がある。それはちょっと残念。

[orihime-akami]

この人も「処分」が重みのあるものでなければならない、という仮定を根底においてないかな？処分の重みをもっと軽くする（処分なんて受けてなんぼ）という形も良いのでは：道交法領域では一部実現している。

[mic1849]

cf.'ブログのログ'→http://www8.atwiki.jp/kotono8/pages/38.html

[armchair_theory]

なんだか最近、マスコミによる大本営発表→ブログによる補正という図式ができつつある。広く多くの人へ報道するためには、事件を単純化しなければならないという思い込みに、マスコミはいつまでたっても気づかない。

[ssuguru]

司法修習生の守秘義務違反事件について。巷で言われている程わかりやすい事件なのかという考察。