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〈鉄腕ダッシュ〉でおなじみ! 生物多様性ライター・川上洋一が解説する、「里山」にまつわる不都合な真実『里山奇談 めぐりゆく物語』 | カドブン
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〈鉄腕ダッシュ〉でおなじみ! 生物多様性ライター・川上洋一が解説する、「里山」にまつわる不都合な真実『里山奇談 めぐりゆく物語』 | カドブン
文庫巻末に収録されている「解説」を特別公開! 本選びにお役立てください。 (解説:川かわ上かみ 洋よ... 文庫巻末に収録されている「解説」を特別公開! 本選びにお役立てください。 (解説:川かわ上かみ 洋よう一いち / 生物多様性ライター) 『里山奇談 めぐりゆく物語』の舞台となる「里山」という存在が、一般に知られるようになったのは、それほど古いことではない。高度経済成長期も陰りを見せた1970年代には、全国的に自然保護運動が盛んになったが、まだ「里山」とさえ呼ばれていなかったこうした環境を守ろうという声はなかった。そこは集落と耕地をめぐって小川が流れ、灌かん漑がい用の池や鎮守の森が点在し、それを取り囲むように雑木林が茂る、ごく普通の「農村」であり、生活と生産の場として捉とらえられていた。かつての文部省唱歌「故郷ふるさと」の歌詞のように、懐かしく思い出されることはあっても、日本の生き物にとって重要な存在であるとは考えられていなかったのだ。 それまで辞書にも載っていなかった「里山」という言葉が、