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「ホルモン焼き」 | 分け入っても分け入っても日本語 | 飯間浩明 | 連載 | 考える人 | 新潮社
ブタなどの内臓を切って焼く料理を「ホルモン焼き」と言います。この「ホルモン」は、ドイツ語のHormon... ブタなどの内臓を切って焼く料理を「ホルモン焼き」と言います。この「ホルモン」は、ドイツ語のHormon(内分泌物質)から来たと考えられます。ところが、「実は日本語だった」と言われることがあります。『日本国語大辞典』第2版の「ホルモン焼き」の項目にも、次のように記されています。 〈一説に、かつて臓物は捨てていたので、ホルモンは「ほうるもん(放物)」に由来するという〉 私が日頃信頼を寄せている辞書の記述ですが、残念ながら、この部分は俗説、つまり事実でないと考えるべきです。 「ほうる」は、特に西日本で「捨てる」の意味で使われます。「ホルモン=ほうるもん」という説は関西あたりから広まったのでしょう。作家の藤本(ふじもと)義(ぎ)一(いち)も小説『商人萬歳』(1983年)の中で〈大阪弁の捨(ほ)る物(もん)であった〉と記しています。 でも、不自然なことがあります。一般に、売る品物のことは「売り物」と
2023/03/12 リンク