実際には存在するが、人間の目では見ることができない「禁色」とは？ : カラパイア

赤みを帯びた緑を想像してみてほしい。それらを混ぜ合わせたときにできる茶色ではなく、赤のようで、それでいて緑のような色だ。あるいは黄色っぽい青でもいい。緑ではない。黄と青、両方の色合いを持つ色だ。 なかなかイメージするのは難しいだろう。そうした色は存在するが、人間には決して見えないからだ。赤緑色や黄青色は、「禁色（forbidden colors）」と呼ばれている。これらの組み合わせは、人間の目の中で相殺されてしまい、同時には決して見えない。ゆえに禁じられた色である。 日本では平安時代の朝廷で、一定の地位や官位等を持つ者以外に禁じられた服装のことを禁色と呼ぶが、そっちではないし、三島由紀夫の小説でもない。

[ROYGB]

音の場合はドとソを同時に鳴らしても２つの音だと認識できるが、色だと区別できない。つまり人間の視覚は、和音のない音楽のような味気ないもの。

[spark7]

「赤と緑が同時に見えるという不思議な色彩体験を味わう」赤と緑をステレオグラムで見る方法ではフェードして交互に見えるのみだった。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8D%E5%8F%AF%E8%83%BD%E3%81%AA%E8%89%B2

[tonaxi]

ヒトの生理的条件で主観的に認識できるか否か、という話かな。客観的事実としては紫外線とかあるわけで。

[kou-qana]

見てみたい。それは赤と緑が同時に見えるのとは違うのだろうか？立体視で右目は赤左目は緑を同時に見ることはできるけど。/ブコメみて。同時に見えないのか！！えーびっくり！交互に見えてたのか……！勉強になる…

[mshkh]

ちなみに平安の服装とか三島由紀夫の小説の「禁色」は「きんじき」と読みます。豆知識な。というか、もうちょっと三島の禁色についても触れてほしかったが、まあ書きにくいかもね

[Sediment]

面白い。これがそうだよって見せてもらわないと、自分一人では気付かないかな。クオリアって言うんだっけ？