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円安とは
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明治大学法学部教授、大学史資料センター所長/図書館長 村上 一博 お茶の水橋(昭和戦前期)、明治大学史資料センター所蔵資料 『虎に翼』で「法律考証」を担当している村上です。第1週をご覧になって、皆さんは、どんな印象を持たれましたか ? 良い出来でしたか ? テーマは、法律の世界での男女平等、いわゆる「ガラスの天井 (glass ceiling)」を打ち破るという、大切だけれど、ずいぶん重い重い問題なのですが・・・。伊藤沙莉さんほか個性的な俳優さんたちの演技のお陰で、笑いあり、明るく爽快な気分にさせてくれる、これまでにないような朝ドラになっているのではないかと、自負しているのですが・・・。このドラマを制作する一員になれて幸せです。 ドラマは冒頭から、日本国憲法第14条の朗読から始まりましたね。戦後は終わったなどと嘯いた首相がいましたが、女性差別をはじめとする、憲法の定める「平等」原則は、まだ
明治大学法学部教授、大学史資料センター所長/図書館長 村上 一博 図書貸出票・閲覧票、明治大学図書館所蔵資料 第3週は、プールで泳いでいた寅子が、濡れた髪のままで、慌てて教室に駆け込むシーンからスタートしましたね。三淵さんが、御茶ノ水のYWCAでときどき泳いでいたことは、級友たちが証言しています。ちなみに、YWCAの屋内プールは、今もありますよ。 ドラマでは、退学者が続出して明律大学女子部が閉校されそうになり、新入生確保のため、法廷劇をすることになりました。前にも少しお話ししたように、昭和4年に明治大学女子部がスタートしたときは、法科の入学生は93名でしたが、三淵さんが入学した昭和7年は52名と次第に少なくなっていきました。退学者も多く、卒業するころには約半数に減ってしまうという状態でしたから、閉校されそうになったのも頷けます。翌昭和8年に弁護士法が改正されると(施行は3年後の昭和11年)
明治大学法学部教授、大学史資料センター所長/図書館長 村上 一博 横田秀雄(学長・総長)、明治大学史資料センター所蔵資料 「虎に翼」の第2週は、明律大学女子部に寅子が入学するところから始まりましたね(入学式のシーンで使われた校旗が、現在明治大学の博物館で企画展示されている校旗です)。ドラマでは、貧弱な学長が入学式で挨拶していましたが、実際の明治大学の学長は横田秀雄という元大審院長(「大正の大岡越前」と呼ばれた学識豊かな名裁判官で、並の裁判官ではありません)であり、女子部開設の理由と歴史的意義を述べた名演説を行っています。明律大学校舎も登場しましたね。つくばみらい市にあるNHKの施設「ワープステーション江戸」のセットで撮影が行われました。大学史資料センターが提供した当時の校舎の写真をもとに、CGで、建物を3階建てに嵩上げしたうえで天井に丸いドーム(明大の象徴)を付けてもらいました。いくら目を
2016年文学部卒業後、2018年文学研究科を修了した児玉雨子さん。在学中から現在まで、10代・20代を中心とした若者に人気のアーティストやアイドルグループ楽曲の作詞家として、多数の作品を発表されています。今回は、そんな児玉さんに、同じ文学部に在籍している池田菜々子さんから、作詞家という職業について、そして児玉さん自身の思いなどについてインタビューしました。詞の背景には、明治大学での学びや経験も。 1993年神奈川県出身。 2011年静岡朝日テレビ「コピンクス!」主題歌「カリーナノッテ」で作詞家デビューを果たし、大学在学中もプロの作詞家として大きくキャリアを広げる。 2015年より雑誌「月間Newtype」などで小説連載を開始。提供アーティストはモーニング娘。、アンジュルム、つばきファクトリー、近田春夫、斉藤壮馬など多数。 ホームページ Twitter 高校生でデビュー。作詞家になったきっ
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