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わたしの大切な不安 - 傘をひらいて、空を
疫病が流行しているのでよぶんな外出を控えるようにという通達が出された。流行は三年に達し、直接の知... 疫病が流行しているのでよぶんな外出を控えるようにという通達が出された。流行は三年に達し、直接の知り合いが幾人も罹患した。わたしもかかった。そのために周囲でにわかに注目を集めたのが保険である。症状が重かったので医療保険がおりて助かったという人もあれば、生命保険も含めてプランを棚卸ししたという人もあった。 わたしはといえば、めちゃくちゃ呆れられた。民間の保険というものにひとつも入っていなかったからである。ずっと労働しているが、医療保険にも生命保険にも、これまで一度も入ったことがない。年齢は四十五歳であって、いわゆる保険の入りどきはとうに過ぎている。なお、今後も入る予定はない。 そんなやつ見たことない、と友人のひとりは言った。彼女は企業で人事をやっている。年末調整の書類には会社の人々の保険会社が出した書面が添付されていて、彼女はそれを扱う。額面の多寡はあれどゼロということはまずないと、そのように
2023/07/05 リンク