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憲法便り#2848:連載第十八回『日本国憲法制定に伴う民法改正―女性の権利確立の視点から』(【第二部】第十一節) | 岩田行雄の憲法便り・日刊憲法新聞
【第十一節】公表された民法改正案に対する建議書等 最高裁判所事務総局家庭局が刊行した『民法改正に関... 【第十一節】公表された民法改正案に対する建議書等 最高裁判所事務総局家庭局が刊行した『民法改正に関する国会関係資料』(家庭裁判資料第三十四号)(1953)には、「民法改正に対する建議等」として、四点の資料が収録されています。『戦後における民法改正の経過』は、これを底本として四点の資料全点を収録していますが、本稿では、最高裁判所図書館所蔵の原本に基づき、そのうちの二点を紹介します。 ひとつは、我妻榮等が積極的評価をしている「日本共産党野坂参三氏の意見書」、 もうひとつは「家族法民主化期成同盟の決議・修正希望条項」です。 〔11-1〕日本共産党野坂参三氏の意見書(⑥689-690) この意見書は、肩書きなしの「野坂参三」名で出されていますが、文中に、主語として、「私達」「われわれ」が使われているので、ひとり野坂参三個人の見解ではなく、党として検討した見解と考えるべきで、我妻、中川委員もそのよう
2024/04/19 リンク