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現代日本社会研究のための覚え書き――序論(第2版) - on the ground
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現代日本社会研究のための覚え書き――序論(第2版) - on the ground
連載目次 第1版 ポストモダニティの論法 「ポストモダン」なる語が唱えられて久しい*1。日本では1980年... 連載目次 第1版 ポストモダニティの論法 「ポストモダン」なる語が唱えられて久しい*1。日本では1980年代に流行し、近代の原理を超えた未来を望見させたこの語は、現代では陳腐化している。「陳腐化」と言う表現は、一方では現代がポストモダンであることには議論の余地はないとされる程に定着しており、他方では軽薄で無思慮な主張に虚飾を施すための概念として罵倒されるか無視されている現状に即している。私はその両極のいずれにも与しないが、現代の社会が近代の枠組みから逸脱した様相を呈し始めているようだとの認識を持つ限りで、より前者に近い立場に在る。 私は、いわゆる「ポストモダン」論、ないしは「ポストモダニティ」を云々する議論に、大きな説得力を感じている*2。しかしながら、同時に、そうした議論は哲学的着想や断片的な挿話、抽象的な総論や個別特殊な事件の分析などによって構成されている部分が大きく、具体性や実証性に