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貨物列車に励ましのエール 運転士と車窓越しの交流20年 熊本市の石本さん 毎朝手作りの垂れ幕|熊本日日新聞社
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貨物列車に励ましのエール 運転士と車窓越しの交流20年 熊本市の石本さん 毎朝手作りの垂れ幕|熊本日日新聞社
JR貨物の貨物列車へ向けて「祈る ご安全」と書かれた垂れ幕を掲げる石本今朝之さん=16日午前9時頃、熊... JR貨物の貨物列車へ向けて「祈る ご安全」と書かれた垂れ幕を掲げる石本今朝之さん=16日午前9時頃、熊本市北区 熊本市北区植木町の石本今朝之さん(82)は、毎朝の散歩の途中に、通りかかる貨物列車に手作りの垂れ幕でエールを送るのが20年以上の日課となっている。「がんばれ」「ありがとう」などメッセージは6種類。運転士も毎回通過するのを楽しみにしており、車窓越しの交流が続いている。 16日朝、JR植木駅から1キロほど離れた鹿児島線の沿線に、石本さんの姿があった。左手には長さ1・5メートル、幅50センチの垂れ幕。「祈る ご安全」の文字がくっきりと浮かんでいた。 午前9時7分、こちらに向かってくる機関車を数百メートル先に見つけると、石本さんはかぶっていた朱色の帽子を手に取り、左右に大きく振った。大きな音を立てながら近づいてくる北九州発鹿児島行のJR貨物21両編成。石本さんの前を通過する直前、短く汽笛