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20240428日記 - Mon Cœur Mis à Nu / 赤裸の心
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20240428日記 - Mon Cœur Mis à Nu / 赤裸の心
晴、立夏を迎へてをらぬのに暑し。リネンスーツを着用。 朝医者へ行き睡眠薬、その他二週間分処方さる。... 晴、立夏を迎へてをらぬのに暑し。リネンスーツを着用。 朝医者へ行き睡眠薬、その他二週間分処方さる。この頭痛はいつまで続くのだらう。 午過ぎ、藤沢まで後輩のピアノ演奏会へ赴く。恋人紹介さる。扨てProgramme、第一部は私好みにサティ、ラヴェル、ドビュッシー、プーランク。第二部はヒンデミットやカプースチン、あとは聴くに堪へぬポピュラー・ミュージック。 音楽が始まる。双の眼をとじ、奏でらるる音を追ふ。脳漿で秩序と美とを探す。仏蘭西のエスプリの齎す静寂と快楽、魂の骨休め。そこへ無上の夢を破る現代音楽。そは虚しきサンバル、けたゝましく響き渡れど、獣の咆哮と同じ、我が魂への効験は無し。 なほ無調音楽=現代音楽ではない。無調に聞こえど、全体が壮大深遠なる秩序の裡に構築されてゐる時、それは大層美くしい。これはワーグナーや仏蘭西教会音楽の美の秘鑰。 最期に演奏されたのはシャルル•トゥルヌミールの『12の