“細かすぎるリソース管理”が「いかにメンバーに空きを作らせないか」という思考の原因になる プロジェクトマネージャーが陥りがちなアンチパターン回避法

アンチパターンその2 「細かすぎるリソース管理」 西郷智史氏：アンチパターンの2つ目は、細かすぎるリソース管理です。先ほど、計画の時にもリソースというキーワードが出ましたが、みなさんはリソースの管理をどのようにしているでしょうか？ よくあるのが、日単位・時間単位でリソースの負荷調整を詳細に行うこと。IT業界でよくやっています。「何にどれぐらいの時間を使ったの？」と後で集計して、この人は設計や会議、管理などにどれぐらいの時間を使っているのか、そういった細かい管理をするケースがあると思います。 （スライドを示して）「Let's Check」の1つ目を見てください。例えば、「Aさんは、Xというプロジェクトに0.5、Yに0.3、それ以外に0.2の割合でアサイン」と、小数点を用いてリソース負荷を管理しているケースはないですか？ マネージャーはよくこのようなことになりがちです。 あとは、すべての負荷が

[kazokmr]

これに加えて、転職した会社の多くで個人にも実績を細かく登録させるようにしてた。企業の原価管理、予実管理などの経理上の都合による所も原因なのかなと思ってる

[yug1224]

リソース効率重視過ぎるとスケジュールに柔軟性がなくなっちゃうので、基本的にはフロー効率重視で行きたいと思っている

[vcc]

“はじめは役割で入れておいて、リソースの負荷はトレンドぐらいで見ておく。”

[rryu]

こういう稼働時間の予定実績を管理するシステムを作ったことがあるが、こんな精度で予定を予測できるプロジェクトマネージャは稀で実績はおおむね乖離しているのでこんな管理はそもそも無理なのである。

[NOV1975]

想定より生産性が高い場合、その生産性の高さに見合って待遇を上げることなしに作業を追加したらまずいんじゃない？とはなかなか考えられないよね。