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実例1 ドメインとアーキテクチャを繋げて削減 丹哲郎氏:では実例の話、お待ちかねの話をしていこうかなと思います。まず1個目ですね。株式会社RECLOさんというところで、ここは「Refresh your closet!」というスローガンのもと、CtoCでブランドのアパレル、ファッショングッズを出品してそれを買い取って別の人が格安で買うという、売るのと買うということができるプラットフォームを運営されている会社さんです。僕らはここで月30万円ぐらい削減したという事例があります。 「何をやったの?」という話でいうと、まずはバックアップ戦略の見直しです。これは普通にマネコンでできることなのでどちらかというと王道なのですが、王道的なところでいうと、アセットをアップロードする処理のアルゴリズム改善をやったんですね。 (スライドを示して)具体的に何かというと、これはめちゃくちゃ簡易的に図式したやつですが、
ChatGPTは株価予測ができる 森正弥氏:こんな使い方もありますみたいなところで、大企業でもいろいろ進んでいるのは財務分析で、「財務データを入れて分析して」と言うと……ちょっと(スライドの)真ん中の文字が小さくて見えにくいですが、一般的な財務分析をしてくれます。 ちょっとインパクトがあったのが、ChatGPTは株価予測ができるという話ですね。これは普通にAIやマシンラーニングをやられている方からすると、「おいおい、それは言い過ぎだろう」と思ったりするわけですが、この論文の中身を読んだり、あるいは株価予測を業務としてやっている方からすると「まぁ、そうだよね」と思うところがある。 それは何かというと、株価予測だけじゃなくて金利の予測とか、そのマーケットの予測とか、あるいは原材料の価格予測でも共通の話です。基本的に今のデータからマシンラーニングの予測モデルを作って予測していきます。過去データか
バルテス・ホールディングス株式会社の小島氏は、自身が社内キャリアカウンセラーとして受けてきた相談から、年代別キャリアのよくある悩みと、その悩みを解決するための対策と、キャリア開発の基本ステップについて紹介します。全2回。 バルテス・ホールディングス株式会社について 小島友美氏:本日、前半の話を進める、バルテス・ホールディングス株式会社の小島と申します。よろしくお願いします。 本日は「多忙な30代/40代のPM/PLが自分らしく働くために知っておくべきキャリア開発の基本ステップ」と「品質エキスパートという選択肢」の紹介をしていきたいなと思っています。 今案内があったように、Q&Aの機能やリアクションの機能をうまく使いながら、インタラクティブに進めていきたいので、ぜひ意見などもらえればと思っています。 あと、「Zoom」のリアルタイムアンケート機能というものがあって。みなさんのキャリアの悩みを
「全部わかる」と思っても、人に説明できない話 仲山進也氏(以下、仲山):しのまき(篠田真貴子)さんが「この(航空自衛隊の)考え方はいいなと思って、他のところで説明しようと思ったけど、あんまりうまくできない」と書いてあったじゃないですか。 篠田真貴子氏(以下、篠田):そう(笑)。 仲山:あの感覚って大事だよなと思って。僕も航空自衛隊の伊藤(大輔)さんという、まさにああいうフレームワークを作っている人とトラリーマン対談をしたんですけど。話を聞くと「全部わかる」って思うけど、やはり体系的に理解していないと、つまみ食いみたいなのはできないですよね。 篠田:そう。やっぱり自分の生身の経験にはないから。少なくとも航空自衛隊で言われる「統御」のリアリティを知らないからうまく言えないし。 号令とか命令の話もそうですよね。「意図をちゃんと聞く」とか、「意図を伝えるようにする」とかは、同じかどうかはわからない
レオス・キャピタルワークス株式会社のYouTubeチャンネル『お金のまなびば!』は、ふだんは語りにくいお金や投資、経済の話について、ひふみシリーズの最高投資責任者の藤野英人氏や、ひふみシリーズのメンバーと一緒に学んでいくチャンネルです。今回は「絶好調の日本株! インフレ時代の始まり?」と題し、2024年以降の経済の動きを藤野氏が予測します。 ■動画コンテンツはこちら 日本の株式市場は「非常に絶好調」 藤野英人氏(以下、藤野):2024年の元日に大きな震災があって、1月2日にはJALの航空機事故があって、本当に最悪な気持ちのスタートだったわけです。能登の大震災は、多くの人命を失った大変悲惨な出来事でした。 ただ一方で、これで日銀の金融緩和の政策が長く続くなというところがありました。そうなると、日本は相対的に見るとけっこう悪くない。アメリカではこれから選挙がどうなるかわからないし、中国は景気が
優秀な人が陥りがちなトラップとは 篠田真貴子氏(以下、篠田):「認知がうまくいってないと何が起きるか」という例を思い出したので、ちょっと話を重ねていいですか。どこかに書いた気がするんですが、ある有名大企業の若手のチームのみなさんが相談に来たんですよ。 彼らは高い志を持ってその会社に入り、業績や社会的な意味も含めて良い会社になってほしいと思って、すごく貢献したいと思っています。ところが、古い立派な会社なので組合という仕組みがあって、組合の人たちにアンケートをとったところ、「この会社で働くことを友人や親戚に薦めますか?」(という質問に「はい」と答えた人の割合が)がめちゃくちゃ低い。 一方で、「あなたはこの会社にどれだけ勤めると思いますか?」という質問に対して、「一生」が一番多い。このギャップがヤバいと思っていると(その会社の若手チームから)言われました。私のその時の反応は「これは採用ミスだと思
海外版のピザ屋のデモ 森正弥氏:海外版のピザ屋のデモを流せればと思います。英語がちょっと流れますが、こんな感じです。 ピザ屋に店員のAIアバターがいて、お客さんが来て……お客さんがだいぶぶっきらぼうですけど(笑)、答えていくのをハンドリングして、最後はペイメントまでやるという感じでした。シナリオは一定はありますが、これは裏がLLMで、ここではNVIDIAのNeMoを使って会話をやっているので、シナリオじゃないアクションにももちろん普通に対応できます。 例えばいきなり「アジャイルって知っている?」と聞いたらきちんと答えてくれます。NeMoは英語とスペイン語がすごく得意なので、このデモは英語のデモになっていますが、日本語でも動きます。 あと、単にこれは単なるマイクロサービスのマッシュアップなので、23個ぐらいのマイクロサービスが立ち上がっていて、そんなに立ち上げるのかと思いながらやっています。
「他人の意見や期待に流されやすい」「リスクやネガティブな考えが常に頭に浮かぶ」そんな悩みを抱える人に向けて開催された本イベント。習慣化コンサルティング株式会社 代表取締役の古川武士氏と、同社の執行役員の島名祐紀氏が登壇し、本当の「自信」の育て方を語りました。本記事では、失敗しても「まぁしょうがないか」と思える人・思えない人の違いについてお話しします。 「自信」があれば、人生はよりシンプルに、生きやすくなる 島名祐紀氏(以下、島名):今日は「周りに振りまわされない本当の『自信』の育て方」トークライブということで、みなさんご参加いただきまして本当にありがとうございます。今回ファシリテーターを務めます島名と申します。どうぞよろしくお願いいたします。 古川武士氏(以下、古川):はい。よろしくお願いします。 島名:みなさん、4月から新年度に入って環境が変わった方も多いと思います。そんな中で、お忙しい
職場におけるコミュニケーションは、業務の円滑化やチームワークの向上、人間関係の構築に欠かせない重要なスキルです。 本記事では、「聞く力」「伝える力」「対話力」の3つの基本に加え、上司・部下・クライアントとのコミュケーション方法、ダイバーシティへの配慮、リモートワーク時代の対応など、さまざまなシーンで役立つコミュニケーションのコツをご紹介します。効果的なコミュニケーションを実践することで、職場の活性化や人間関係の深化が期待できます。 目次 1 職場で役立つ効果的なコミュニケーションの3つの鍵 1-1 相手の話に真剣に耳を傾ける 1-2 自分の考えを明確に伝える 1-3 フィードバックを上手に活用する 2 チームワークを高める職場コミュニケーション術 2-1 相互尊重に基づく建設的な対話 2-2 タイムリーで効率的な情報共有 2-3 冷静なコンフリクト対応 3 ダイバーシティに対応したコミュニ
ジャパンハート主催のイベントに、同団体の創設者である小児科医の𠮷岡秀人氏と、横浜創英中学・高等学校 元校長の工藤勇一氏が登壇。医療と教育、それぞれの業界で活躍してきた両氏が、「イノベーションが生まれる当事者の作り方」をテーマに対談しました。本記事では、工藤氏がこれまでに教育現場で挑んできた改革の数々を明かします。 前回の記事はこちら 学校に理不尽さを感じていた工藤氏が、教員になったワケ 工藤勇一氏(以下、工藤):僕なんか本当にかっこ悪い大学生時代でした。ただ、教育に関しては、特に中学校時代から「学校の先生ってのは理不尽だな」というのは日々感じていました。中学校はとにかく理不尽な先生が多いなという思いは、子ども時代からずっとありましたね。 その自分が、なんで学校の先生という職業を選んだかというと、ある種の消去法です。人に使われたくないし、使いたくないし、「高校の先生だったら、子どもたちと人
キーエンス出身で、経営戦略コンサルティングなどを行う田尻望氏の新刊『高賃金化 会社の収益を最大化し、社員の給与をどう上げるか?』。今回は本書の内容をもとに、「収益最大化」と「高賃金化」の両立実現への道を解き明かします。本記事では、付加価値生産性を上げるためのポイントを解説しました。 前回の記事はこちら 労働時間を減らすと値下げ要求されかねない……どう対応する? 井上和幸氏(以下、井上):(イベント参加者からの)質問です。 「付加価値生産性の公式の分母が『労働者数×労働時間』なので、労働時間は短いほうが生産性が高いことになりますが、IT業界ではかかった人工で費用を出す業界慣習があり、労働時間を減らすと値下げ要求されかねません。本来は提供される価値で決められるべきと考えますが、いかがでしょうか?」。 田尻望氏(以下、田尻):おっしゃるとおりだと思います。ご質問いただいた方がどうかはわからないん
新刊『時短の一流、二流、三流』が好評の越川慎司氏が開設するVoicyチャンネル「トップ5%社員の習慣ラジオ」。今回は「5%社員のナイトルーティンを真似したら背中から羽根が生えた」と題した放送回の模様をお届けします。自分の時間を作るためのトップ5%社員の夜のルーティンを紹介しました。 ■音声コンテンツはこちら トップ5%社員の特徴は「目的から逆算する」 越川慎司氏(以下、越川):今日もトップ5%社員の真似をしてみたシリーズです。今回はナイトルーティンですね。前回のモーニングルーティンで、起きたらデジタルを触らないとか、あまり自律神経を乱さないようにするという内容をご紹介をしましたが、今回は寝る前ですね。 私たちのトップ5%社員に対する調査でも、さすがに仕事外なので「ナイトルーティン、何やってるんですか?」とプライベートのことまでは聞けないんですね。設問には入れられません。 ただ、朝早く起きる
ジャパンハート主催のイベントに、同団体の創設者である小児科医の𠮷岡秀人氏と、横浜創英中学・高等学校 元校長の工藤勇一氏が登壇。医療と教育、それぞれの業界で活躍してきた両氏が、「イノベーションが生まれる当事者の作り方」をテーマに対談しました。本記事では、 前回の記事はこちら 工藤勇一氏が語る日本教育の問題点 司会者:一方で、工藤先生も教育実習の際に、「教育がすごく楽しくて仕方ない」とおっしゃっていました。ご自身にすごく合っておられるというお話もありましたが、続けてこられた理由について、あらためておうかがいできますか? 工藤勇一氏(以下、工藤):続けてきたのは、知れば知るほどやらなきゃいけないことが見つかるからですよね。将来、自分の力がもっと広がって、いろんな人たちが動いて法律が変わるんだったらとか、真面目に思ってますよ。「教育基本法を変えたいな」「学校教育法を変えたいな」とか思いますよね。
経営陣が指揮を取る、「削減している」と思っているとうまくいく 丹哲郎氏:ということで、今回の後半に入っていきます。早口でしゃべってしまったので早めに後半に入っちゃいました。ケモノ道というのは非常に大事になってきます。これはもう「全員でやりましょう」という話になります。 どうすれば全員が参加できるの? という話でいうと、僕が170社ぐらい見ている中でうまくいくケースは、CTOやVPoEといった、高いレイヤーの技術責任者の人が、自分のタスクだと認識して、経営陣として指揮をとっているケースはやはりうまくいくなと思っています。 そしてもう1個は、最適化するということじゃなくて、「削減しているぞ」と思うと、もっと良くできるというところがあります。 全員が楽しく参加するための「モブコスト分析」 ここからが具体的なプラクティスの話に入っていくのですが、やはり全員が楽しく参加できないとお祭りじゃないと思っ
幸せ視点の経営を学ぶ、革新的なオンラインスクール hintゼミの主催で行われた本イベント。新著『小さくはじめよう 自分らしい事業を手づくりできる「マイクロ起業」メソッド』を出版した、ビジネス・ブレークスルー大学経営学部教授の斉藤徹氏が登壇しました。本記事では、関わり方が難しい上司の3つのタイプを解説しました。 前回の記事はこちら 丸投げ、過干渉、高圧的……難しい上司の3つのタイプ 斉藤徹氏:難しい上司とお話をする時は、上司に権限があって、こちらがコントロールできる部分は限られています。だからこそ、この真実性、論理性、共感性を持って、自分が信頼されるコミュニケーションをする。これが今日の一番の肝です。では具体的に見ていきます。 いろいろ問題があるように見えたとしても、基本的に自分も上司も「組織を良くしたい」「価値を生み出したい」という思いは一緒だと思います。だから、「もっと組織を良くするため
資本主義は限界を迎えているのか? 篠田真貴子氏(以下、篠田):自己紹介はなしで、時間をムダにせずにいきたいと思います。すごくいっぱい人がいるんですが……(今日の登壇者は)みなさんロックスター級じゃないですか(笑)。 (会場笑) 篠田:そんなみなさんに何を話してほしいか、初めに2人ぐらいに聞いてみたいです。来場された方々も、何か期待があって来られたと思うので、勇気のある方はちょっと手を挙げてください。 (会場挙手) 篠田:じゃあ、そこの前の2人。 参加者1:ありがとうございます。私が聞きたいのは、「今、資本主義が限界を迎えているのではないか?」という中でのみなさまのお考えです。次の資本主義に変えるべきなのか、今の資本主義を続けていくのであれば、その中で人が取るべき道のお話を聞けたらうれしいと思っております。 篠田:ありがとうございます。もうひと方、お願いできますか。 参加者2:よろしくお願い
日本最大のビジネススクール「グロービス経営大学院」が、ビジネスパーソンに向けて、予測不能な時代に活躍するチャンスを掴むヒントを配信するVoicyチャンネル「ちょっと差がつくビジネスサプリ」。本記事では、「上司や先輩へ質問してもよいタイミングとコツ」をテーマに、適切な質問のタイミングや心構えについて解説します。 ■音声コンテンツはこちら 上司・先輩に「質問しても大丈夫なタイミング」がわからない 加藤想氏:今日は「質問のタイミング」について考えていきます。「上司にいつ質問したらいいかわからない」「先輩が忙しそうで、質問しても大丈夫なタイミングがわからない」。こんな悩みをよく若手社員の方から受けます。今回は、適切な質問のタイミングや心構えについて考えていきます。 若手社員の方が悩む背景には、「なんでもかんでも先輩に聞くのは申し訳ない」「『そんなこと聞いてくるの?』と思われるのではないか」といった
歳を重ねるほど「失敗」のコストは大きくなる 山口周氏(以下、山口):僕がいつも言うのは、失敗ってコストとリターンがあるんですよ。「嫌だな。評判が落ちちゃう」とか、「あいつはダメだ」って言われて落ち込むとか、もちろんコストはありますよ。 だけど、「こういうのは自分には向いてない」「こういうふうになった時は、ここでこうやっちゃダメなんだな」と、いろんな学びもあるわけですよ。 問題は、年が経てば経つほどコストは大きくなるんですよ。当たり前ですよね。責任も大きくなるし、ミスできなくなるわけです。逆に若い時の学びのほうが吸収力があるし、活かせる時間が長いので、リターンは大きいんです。 何が悪いかはっきりしない複雑性の高い時代では、一生の中で必ず失敗はします。そうすると、問題なのは「(失敗を)いつするか」だけなんです。フィナンシャルに考えると、絶対に人生の早いステージでやっておくほうがいい。 僕の人生
世界平均を超えるようになった“日本の生成AI活用度” 日進月歩の技術におけるアジャイルガバナンスの必要性 生成AIの衝撃 ~ アジャイルガバナンスの必要性と3ディメンジョン・モデルによる進化へ #1/4 日本は生成AIの活用がとんでもなく進んでいる 森正弥氏:森正弥です。「生成AIの衝撃 アジャイルガバナンスの必要性と3ディメンジョンモデルによる進化」と題して、話題提供をできればと思います。 今ちょっと気づいたんですけど、ストリーミング用のカメラがありますね?私は普通にこう歩きながら話すんですけど(笑)。そうすると、ナチュラルにフレームアウトしていく感じになるので、どうしようかなとちょっと思っています。 生成AI、「ChatGPT」の衝撃はすごいですよね。「自分のコーディングやプログラミング、あるいは趣味でのいろんなデザインとか、クリエイティブな仕事とか作業でもう使っているよ」という方は手
「NO」と言うのはメチャ重要 及川卓也氏(以下、及川):逆に言うと、リソースが限られているからこそ研ぎ澄ます時に、どこを削るべきかというのができる。 吉羽龍太郎氏(以下、吉羽):そう、それが振りで、「NOと言う覚悟」の話をしようかなと思っていたんですけど。 及川:あと、あれですよ。「未完成なプロダクトを人に使ってもらう覚悟」というところにつながってくるんですよね。 吉羽:そうそう、そうそう。そのあたりの話をしていけたらいいかなと思うんですけど。 「NO」と言うのはメチャ重要だなって。僕らはすごく気軽に「NOと言ってください」と言うんですけど、いざ言うとなったら、むちゃくちゃ難しいワードだと思います。 及川:そのとおりですね。でも、「NO」と言っていますよね。 吉羽:そう。自分の経験上まあまあ言っていると思うんですけど、けっこう慣れが必要な気もしますよね。 及川:そうですよね。私は吉羽さんと
ソニックガーデンの代表・倉貫義人氏と仲山考材の仲山進也氏が、毎月さまざまなゲストを迎えて「雑な相談」をするポッドキャスト『ザッソウラジオ』。今回はエール株式会社の取締役・篠田真貴子氏がゲスト出演。文章を書く際に意識していることや、自衛隊のリーダーシップの特徴などを語り合いました。 ■音声コンテンツはこちら 「おもしろい」と思ったら、その瞬間に一言伝える 倉貫義人氏(以下、倉貫):倉貫です。 仲山進也氏(以下、仲山):仲山です。 倉貫:『ザッソウラジオ』は、倉貫と「がくちょ」こと仲山さんで、僕たちの知り合いをゲストにお呼びして、雑談と相談の「ザッソウ」をしながら、ゆるくおしゃべりしていくPodcastです。エール株式会社の篠田真貴子さんをお招きした回の、第2回になります。 僕はわりと、ドライブする時とか散歩する時に『コテンラジオ』を聴いていて、しのまきさんがゲストで出られた回も、車に乗ってい
その人の人生を狂わせるくらいの巻き込む能力が必要 吉羽龍太郎氏(以下、吉羽):2つ目の「ヒトを巻き込む」という話も出ました。このペースでしゃべったら絶対終わらないので、そろそろ次のテーマにいきたいと思います。 次が今、及川さんから振りがあった、「ヒトを巻き込む覚悟」ですね。ちょっとこっちについて話していきたいと思うんですけど。 これもいろいろな話がありますよね。人といっても、自分のチームのメンバーも人じゃないですか。それから、ステークホルダーも当然巻き込む対象になってくると思うんですけど。 ユーザーに関しては、下で触れようと思うので1回置いておいて、チームとステークホルダーという観点でいうと、どんな覚悟が必要ですかね? 及川卓也氏(以下、及川):人の人生を狂わせちゃうかもしれないわけで。 吉羽:(笑)。 及川:スタートアップは、「俺の会社でこのプロダクトを作って世界を変えようぜ」と言って、
幸せ視点の経営を学ぶ、革新的なオンラインスクール hintゼミの主催で行われた本イベント。新著『小さくはじめよう 自分らしい事業を手づくりできる「マイクロ起業」メソッド』を出版した、ビジネス・ブレークスルー大学経営学部教授の斉藤徹氏が登壇しました。本記事では、上司がつい命令的・管理的になってしまう理由について語りました。 嫌いな上司の特徴ランキング 斉藤徹氏:では「上司との難しい人間関係を解決しよう」にいきたいと思います。まず「上司の視点」についてです。上司との関係が難しい時には、自分の視点から上司を見るんじゃなくて、上司の視点で自分や場の問題点を見てみようというものです。それから上司との関係を改善に導く実践例として、今日は具体的な会話を例にしていきたいと思います。 ではまず、「上司の視点でチームを俯瞰する」ですね。ちなみに、嫌いな上司の特徴ランキングをネットから持ってきました。 「ひいき
株式会社教育と探求社の創業20周年を記念して開催された本イベント。代表の宮地勘司氏と、株式会社ブレインパッド常務執行役員、CHROの西田政之氏との対談の模様をお届けします。本記事では、学校教育で「哲学」を扱うことの重要性について語られました。 前回の記事はこちら 経営者はリベラルアーツを学んでいないと尊敬されず、判断もできない 宮地勘司氏(以下、宮地):今の例で言うと、「ソフトパワー」という言葉が一時流行ってましたね。「軍事や経済力で圧倒するんじゃなくて、 自国の価値観や文化の魅力で惹きつけたらいいじゃないか」って。 「良いことを言うな」と思ったけど、いまやそんなことはなくなって、圧倒的にハードパワーになってきたなと。僕がよく聞いたのは、経営者になったらリベラルアーツがないと尊敬されないし、判断ができないと。 欧米の方々って、やはりあるクラス以上の人にはみんな基礎的教養がきちんとある。その
コスト削減は「そこに関わる誰かがやる」だけでいいのか? 経営にも響くからこそ“お祭りムードで総力戦”を 100社のコスト診断から見えてきた、コスト削減の王道とケモノ道 #1/3 株式会社DELTAについて 丹哲郎氏:よろしくお願いします。株式会社DELTAの丹と申します。私からは「100社のコスト診断から見えてきた、コスト削減の王道とケモノ道」というタイトルで話せればなと思います。よろしくお願いします。 まず自己紹介で「株式会社DELTAって何なの?」と、誰も知らないと思うので、イチから説明していこうと思います。(スライドを示して)株式会社DELTAはここに書いてあるとおり、「CTOとそのエンジニア組織のためのテクニカル・プロフェッショナルです」と名乗っています。 僕らは基本的にはCTOの方をターゲットに、技術的な負債の解消や、はたまた人材紹介など、そういったいろいろなお悩みを解決すること
これからのプロジェクトマネジメントに大事なのは「結果にコミットしない」こと クリエイティブな仕事に求められる“アジャイル思考”
ジャパンハート主催のイベントに、同団体の創設者である小児科医の𠮷岡秀人氏と、横浜創英中学・高等学校 元校長の工藤勇一氏が登壇。医療と教育、それぞれの業界で活躍してきた両氏が、「イノベーションが生まれる当事者の作り方」をテーマに対談しました。本記事では、当事者意識を奪う日本の教育の問題点や、世界で医療活動を行う𠮷岡氏の思いなどが語られました。 前回の記事はこちら 人が「当事者になること」を阻む理由 司会者:次はこちらのテーマです。お話をおうかがいする中で、私自身も含めて、みんな「本質に気づけるようになりたい」「何かアクションをしたい」と思われている方がすごくたくさんいます。社会が少しずつ変わってはいくことを期待しながらも、なかなか大きな一歩を踏み出すことが難しい状況である。 個人個人が自分自身が当事者になることに対して踏み込めない理由は、どういうものがあるとお考えでしょうか? お二方にお
ジャパンハート主催のイベントに、同団体の創設者である小児科医の𠮷岡秀人氏と、横浜創英中学・高等学校 元校長の工藤勇一氏が登壇。医療と教育、それぞれの業界で活躍してきた両氏が、「イノベーションが生まれる当事者の作り方」をテーマに対談しました。本記事では、世界でも最低レベルで当事者意識が低い日本人が、これからの社会を良くしていくためのヒントを語ります。 前回の記事はこちら 日本人に必要なのは、既存のフレームを壊すこと 𠮷岡秀人氏(以下、𠮷岡):僕も工藤先生も、やっていたことは、既存のフレームを変えるとか、既存のフレームにとらわれないとか、既存のフレームを変化させるとか、そこから出るという行為だと思います。工藤先生の子どもたちに対する話を聞いていて僕が感じたのは、フレームの破壊ですね。でも、教師たちががっちりフレームの中にいるんです。 例えばマスクをしてないとみんな怒るでしょう。それと同じ
効果的に時間管理を行うには? 篠田真貴子氏(以下、篠田):私の課題はさておき、例えば1週間の中で日にちを割っていくとか、1日の中での時間の使い方もあるし、そもそも時間をどのユニットでとらえて、どうチャンク分けすると自分は心地良いのかって、けっこう人によって違うと思うんですよ。 倉貫義人氏(以下、倉貫):わかるわかる。違いますね。 篠田:お二人はどうなのかなって、今日は聞いてみたいなと思いました。 倉貫:最近はやれてないんですが、僕はストレングスファインダーで言う「達成欲」を持ってるので、朝に1日の予定を自分で立てるんですよ。1時間ごとに「こういうことやる」と書いて、それを達成できたらその日は気持ち良く寝れるというのをやっていて。 でも、そうするとすごくがんばらなきゃいけないので、最近はちょっと体力も落ちてきて(笑)。「そんなにがんばれなくなったな」というところがあって、そこまでやらなくなっ
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