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湯浅政明 挑戦から学んだこと(第3回)アニメーターから監督へ。『マインド・ゲーム』で得たものと見えてきた課題
── 湯浅さんが初めて監督も手がけたのは、『バンパイヤン・キッズ』(01~02)のパイロット版『なんちゃっ... ── 湯浅さんが初めて監督も手がけたのは、『バンパイヤン・キッズ』(01~02)のパイロット版『なんちゃってバンパイヤン』(99)ですね。プロダクションアイジーの作品です。 湯浅 アイジーで『なんちゃってバンパイヤン』ともう1本、短編の『スライム』(『スライム冒険記~海だ、イエー~』(99))の監督をやったんですが、このときちょっと考えたんです。このままアニメーターで行くのか、それとも演出もやるのか? そのときのキャリアで言うとアニメーターの方が順風満帆だろうという感じではあった。演出をやることに否定的な意見もあったし、向いてないと言う人も多かった。 ── でも、監督の方を選んだんですね。 湯浅 そうです。理由は簡単、面白そうだから。やったことがないので伸びしろがあるんじゃないかと考えたんです。 アニメーターとしてはそれなりの評価をいただいていたものの、自分では伸びしろを感じなかった。もち
2022/01/08 リンク