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第548回:「扶養照会」が壊す家族の絆〜最後のセーフティネットが「権利」になるために。の巻(雨宮処凛)
ホーム 雨宮処凛がゆく! 第548回:「扶養照会」が壊す家族の絆〜最後のセーフティネットが「権利」にな... ホーム 雨宮処凛がゆく! 第548回:「扶養照会」が壊す家族の絆〜最後のセーフティネットが「権利」になるために。の巻(雨宮処凛) 「私が鬱で退職療養中に、25年間音信不通だった父の扶養照会を、数年間にわたり毎年受けました。DVや貧困など不幸なかつての家族生活を思い出し、照会があるたびに精神状態が不安定になりました。同時に親の面倒を見れない自分の経済状況に罪悪感と、恐怖と不安で落ち込みました。照会があったことは母にはもちろん話していませんし、誰にも相談できず返事もできませんでした。生活保護を受ける父も照会はつらかったと思いますし、それを知って助けられずに逃げていた私もつらかったです。将来、こんな思いをする子供が出てきてほしくないです」 この言葉は、「つくろい東京ファンド」が募集した「扶養照会に関する体験談」に寄せられたものである。 扶養照会とは、ある人が生活保護を申請した時に、役所からその親
2021/02/11 リンク