大リーグ：インディアンス、先住民ロゴ外します | 毎日新聞

「侮辱的」論争に結論 【ワシントン高本耕太】米大リーグ機構は２９日、ア・リーグ中地区所属のクリーブランド・インディアンスが２０１９年シーズンから、マスコットとして使用してきた先住民「ワフー酋長（しゅうちょう）」のロゴをユニホームやキャップから外すと発表した。米先住民団体から「ロゴは侮辱的」との抗議を受け、機構が球団に使用自粛を求めていた。チーム名は変更しない。 頭に羽根をつけ笑う赤い肌の先住民男性を戯画化したロゴは１９４７年から使用されてきた。同球団をはじめ、先住民に関わる名称を持つスポーツチームを巡っては６０年代から先住民団体が変更を求め、「チームや地域の伝統だ」と主張する球団やファンとの間で長年論争になってきた。インディアンスのロゴを巡っては１６年のワールドシリーズ出場で議論が再燃、機構側が球団と協議を続けていた。

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“同球団をはじめ、先住民に関わる名称を持つスポーツチームを巡っては６０年代から先住民団体が変更を求め、「チームや地域の伝統だ」と主張する球団やファンとの間で長年論争になってきた”