池上彰のこれ聞いていいですか？：佐藤優さん、ウクライナ侵攻を読み解く 「即時停戦へ加速を」 | 毎日新聞

「トレンディードラマで世相が分かる」。佐藤優さんはそう指摘した＝東京都千代田区で2022年7月1日、手塚耕一郎撮影 ロシアによるウクライナ侵攻からまもなく5カ月が経過するが、情勢は混沌（こんとん）としている。連日、戦場の様子が伝えられているが、両国の情勢は鮮明になっていない。元外務省主任分析官として対ロシア外交の最前線で活躍した佐藤優さん（62）はどう分析しているのか。ジャーナリストの池上彰さんと語り合いながら、ウクライナ侵攻を読み解く。【構成・瀬尾忠義】 「東京ラブストーリー」に頭をたたかれた 池上 腎臓が悪く、人工透析を続けているとお伺いしています。外務省時代の過酷な勤務が原因でしょうか。 佐藤 慢性腎不全で、週3回、病院で毎回4時間かけて人工透析をしています。仕事では会食が多かったので食べ過ぎたことによる肥満が原因だと思っています。遺伝の要素もありますが、基本は生活習慣が影響しますか

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『もう一つが米国の世論調査。ウクライナの戦争にどれくらいの人が関心を持っているかというと最近は3、4％にとどまっています』その数字がマジならアメリカは手を引くだろう。

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佐藤優氏「冷静に情勢を分析している人は、米国からの武器支援や、そのタイミングを見ていると管理された戦争であると分かります」。確かに昨今の状況では戦況を「管理」しているのはアメリカだと言える。