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「坂の上の雲」 下り坂の危機の時代にどう読むか 片山杜秀さん | 毎日新聞
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「坂の上の雲」 下り坂の危機の時代にどう読むか 片山杜秀さん | 毎日新聞
8月に生誕100年を迎える歴史小説家・司馬遼太郎さんの代表作は「坂の上の雲」だろう。司馬遼太郎記念財... 8月に生誕100年を迎える歴史小説家・司馬遼太郎さんの代表作は「坂の上の雲」だろう。司馬遼太郎記念財団(東大阪市)が2022年秋に実施したアンケートでも、好きな司馬作品の1位に選ばれた。 右肩上がりの高度経済成長期に書かれた「坂の上の雲」。日本が下り坂を歩み、危機の時代に向かうように見える今、この作品をどう読むか。慶応大教授の片山杜秀さん(政治思想史)に聞いた。 「司馬遼太郎生誕100年 大澤真幸さんが語る『我々の死者』の喪失」も併せてお読みください。 日本国家が主人公の青春小説 司馬遼太郎は「国盗り物語」「竜馬がゆく」といった戦国・幕末もので、激動の時代の中、のし上がっていく人たちを描いた。農民だった土方歳三や下級武士の家に生まれた坂本龍馬は、動乱期に力をつけて時代を動かす英雄になる。司馬は「佐幕か尊皇か」といったイデオロギーではなく、階級間を動く人や革命的な時代に関心があったと思う。