「安倍派一掃」首相のためらい、裏目に 裏金事件で2政務官更迭 | 毎日新聞

衆院本会議に臨む自民党の加藤竜祥氏（前列右）と小森卓郎氏（後列左）＝国会内で2024年1月31日午後0時58分、竹内幹撮影 自民党派閥の裏金問題を巡り、岸田文雄首相は31日、安倍派の小森卓郎総務政務官と加藤竜祥国土交通政務官について事実上の更迭に踏み切った。裏金問題で昨年12月に安倍派の閣僚・副大臣や一部の政務官を交代させた際、2人は裏金への関与を認めておらず交代を見送ったが、その判断が裏目に出た格好だ。通常国会開会直後の不祥事に伴う交代は異例で、政権運営への更なる打撃となった。 新たに政務三役の裏金への関与が発覚したことを受け、首相は官邸で記者団に「関係者の聞き取り調査も進めながら、実態把握に努めていきたい」と語った。安倍派の他の政務官3人については「引き続き職務を果たしてもらいたい」と続投させる考えを示した。 裏金問題を受け、首相は昨年12月、安倍派の政務三役15人全員の交代を検討した

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そもそも岸田が決断をした局面を一つも思い出せない。実際は岸田が決めた場合でも「私が決めたのではない」ということにする人だというのもあるだろうが。