せっかく改良したのに登録者リセット 京都府の防災メールシステム | 毎日新聞

京都府の包括外部監査報告書で監査人はシステムが「有効に利活用されない恐れがある」と危惧している＝京都市で2024年3月26日、久保聡撮影 災害時に伝える情報の質を上げようと京都府がシステムを改良したところ、情報を受け取る府民らが激減してしまった――。「府防災・防犯情報メール配信システム」について、府の包括外部監査がこのような指摘をした。監査人は「せっかくのシステムが災害時に有効に利活用されない恐れがある」と府に改善を求めている。【久保聡】 外部監査が改善要求 府防災・防犯情報メール配信システムは、地震や津波、大雨などの自然災害発生時の避難情報や警報・注意報のほか、犯罪発生の情報などを府民らに伝えたりするもの。1月の能登半島地震でも、府内の震度や津波注意報などの情報が登録者に伝えられた。

[deep_one]

なぜ登録者を引き継がなかったのか？防災メール配信ならパスワードとかの引継ぎが難しい項目もなさそうだが。