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異例の自陣飛車重ね打ちで決着 A級順位戦観戦記 | 毎日新聞
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異例の自陣飛車重ね打ちで決着 A級順位戦観戦記 | 毎日新聞
A級順位戦7回戦、▲渡辺明九段(対局時3勝3敗)―△菅井竜也八段(5勝1敗)は、菅井八段が「打たなくて済む... A級順位戦7回戦、▲渡辺明九段(対局時3勝3敗)―△菅井竜也八段(5勝1敗)は、菅井八段が「打たなくて済む歩は打たない」という棋士の習性の表れた一手を指したが、渡辺九段がそれを上回る好手でリード。菅井八段の勝負手をかいくぐって白星をつかんだ。最後は、自陣飛車の重ね打ちという珍しい決め手が出た一局を、関浩七段の観戦記で振り返る。 第1譜(1―28) ▲2六歩 △3四歩 ▲7六歩 △4四歩 ▲4八銀 △9四歩1 ▲6八玉 △9五歩1 ▲5六歩 △4二飛1 ▲7八玉2 △6二玉2 ▲7七角1 △7二玉2 ▲5七銀1 △3二銀3 ▲8八玉 △4三銀2 ▲7八金13 △8二玉8 ▲2五歩1 △3三角 ▲9八香 △5四銀2 ▲6六銀4 △6四歩4 ▲9九玉4 △4五歩3(第1図) (持ち時間各6時間 消費▲26分△29分) 動きを求める 7回戦から黒星先行組の戦いを3局ご覧いただいた