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孤独の王様ゴダール最新作「イメージの本」を菊地成孔が紐解く | Mikiki by TOWER RECORDS
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孤独の王様ゴダール最新作「イメージの本」を菊地成孔が紐解く | Mikiki by TOWER RECORDS
〈連作化される遺作〉という生への執着 こんなにも美しい画面なのに、試写会場で眠らなかった人は一人も... 〈連作化される遺作〉という生への執着 こんなにも美しい画面なのに、試写会場で眠らなかった人は一人もいませんでした。それは、〈お爺ちゃんの長話〉がずっとなり続いている、つまり強制的に孫にさせられる力が働いているからでしょう。ゴダールは映画100周年に際し「100年なんて大した長さじゃない。お婆さんを3回繰り返せば償却される長さだ」と言いました。これは、〈曽祖父母〉という人物が事実上存在感を無くしつつある、三代で全てが切られる社会に対する恥ずかし気のある警句とも言えるかもしれません。ゴダールはその最高位である〈お爺さん〉である姿を、本作で霰もないほど見せつけています。 つまり、大変悲しいことに、ゴダールは遺作を連作化してしまっています。難しくて何を言っているかわからない言葉たちは消え去り、高校生レヴェルの警句や人生観が飛び交います。〈我々は誰でも世界的欺瞞の共犯者だ〉とか〈戦争は神聖で、だから