叱責はどこからパワハラになるか - 弁護士三浦義隆のブログ

国会議員が秘書に対し、殴ったり暴言を吐くなどのパワハラをした件が話題になっている。 私もネット上に公開されていた録音を聴いたが、あまりのひどさに驚いた。文句なしに不法行為であろう。 行為そのものは非難に値するが、加害者も精神的にケアが必要な状況ではないかという気がする。被害者にきちんと謝罪や損害賠償をするとともに、加害者もしっかり療養してほしい。 1. パワハラは線引きも立証も難しい 2. 叱責はどこからパワハラになるか 2-1. 物理的暴力はアウト 2-2. 「馬鹿」などの人格否定的発言もアウト 2-3. 退職を迫ったり解雇や懲戒処分などを示唆する発言はパワハラになりやすい 2-4. 他の人がいる前で叱責したりするとパワハラになりやすい 2-5.いずれにせよ強い叱責はパワハラのリスクが高い 3.参考文献 1. パワハラは線引きも立証も難しい ところで、話題の議員の件くらいひどい事案

[piar]

この前、社長が他課の課長さんを叱ってて「君はそんなだから上の役職になれないんだよ」と言っていた…こういうのもダメだよね…隣席だったから話が聞こえてしまい気分悪くなった。

[nizimeta]

“民事訴訟においては秘密録音でも問題なく証拠採用されるのが通常なので、パワハラを受けている人は躊躇なく録音しよう”

[ilya]

2017-06-24

[dokushok]

どこまでが叱責で、どこからがパワハラか。具体的な議論で参考になります。言葉に気をつけて、個別に指導するのがいいのかな

[nunux]

ハラスメント パワハラ

[Miyakey]

これも身近にある問題。言動には気をつけよう。QT:叱責はどこからパワハラになるか - 弁護士三浦義隆のブログ

[picsim]

パワハラの線引が端的で分かりやすかった