「わからない」の管理と心の中の教師（教えるときの心がけ）｜結城浩

※全文を公開している「投げ銭」スタイルのノートです（結城メルマガVol.184より） 「数学ガール」の執筆をしていると、そこに登場する数学ガールたちの会話に耳をすませることになります。彼女たちの会話を聞いていてしみじみと思うのは、 わからないことを「わからない」と表現するのはとても大切だ ということです。 もちろん、その「わからない」を生徒がさっと表現できれば、それに越したことはありません。数学ガールの登場人物でいえば、テトラちゃんは自分の「わからない」を表現するのがとてもうまいですが、ユーリはそれほどではありません。しかしながら二人とも「わからない」という主張自体はしっかり行います。 「数学ガール」の世界では、「わからない」を表明して責められたり馬鹿にされたりすることがありません。これはある意味では理想的な世界ですが、学びの世界はそもそもこうあるべきではないでしょうか。 学びの場、たとえ

[dalmacija]

人に何か教えるときは知識とエッセンス（霊的実在！）のことをよく考えます

[ebibibi]

これは本当に大事ですよね。 「わからない」事をわかる、表明できる事の大事さ。

[suthio]

言語化がすごく上手な人だなーって思う

[tbpg]

"「数学ガール」の世界では、「わからない」を表明して責められたり馬鹿にされたりすることがありません。これはある意味では理想的な世界ですが、学びの世界はそもそもこうあるべきではないでしょうか"