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巨大な飛べない鳥Pachystruthio dmanisensisの復元図。約200万年前、今の黒海地域に生息していた。初期... 巨大な飛べない鳥Pachystruthio dmanisensisの復元図。約200万年前、今の黒海地域に生息していた。初期人類の食料源だった可能性がある。(ILLUSTRATION BY ANDREY ATUCHIN) 約200万年前のヨーロッパでは、巨大ハイエナやサーベルタイガー、ラクダなどが闊歩していた。時に太古の人類と遭遇することもあっただろう。今回、その中に高さが3.7メートルもある巨大な鳥が加わった。古生物学者にとっても驚きの発見だ。(参考記事:「解説:新種の人類、ルソン原人を発見、フィリピン」) 6月26日付けで学術誌「Journal of Vertebrate Paleontology」に発表された論文は、北半球に生息していた巨大な飛べない鳥についての初の報告例だという。この絶滅した鳥は、Pachystruthio dmanisensisと名付けられた。体重はなんと450キ
2019/07/02 リンク