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日陰もない 格差社会の現実
ロサンゼルスの工業地区バーノンの敷地に立つ1本の木。この辺りの地表面温度は、緑の多い地区と比べて8℃... ロサンゼルスの工業地区バーノンの敷地に立つ1本の木。この辺りの地表面温度は、緑の多い地区と比べて8℃以上高くなることがある。住民は100人程度だが、約5万人がこの地区に通勤している。(PHOTOGRAPH BY ELLIOT ROSS) 陽光が降り注ぐロサンゼルスでは、低所得者の住宅地は樹木が少なく、厳しい暑さにさらされている。それは都市計画と人種差別的な政策の負の遺産だ。 日陰のありがたさに初めて気づいた日のことを、ミゲル・バルガスははっきりと覚えている。 中学生だった彼は、雑草の生えたサッカー場で往復ダッシュのトレーニングをしていた。サッカー場は、米国カリフォルニア州のハンティントン・パークという町にあった。ロサンゼルスの高層ビル群のすぐ南にあり、線路や高圧線の通る小さな町だ。炎天下で頑張り過ぎた彼は、熱中症になってしまった。 視界がぼやけ、心臓がどきどきした。彼はもうろうとしながら、
2021/06/30 リンク