第8回 旧ソ連諸国から軽視され始めたロシアとウクライナ侵攻のこれから

「今回の戦闘では、毎日の戦況分析みたいなものは非常に細やかに出されましたけど、体系的、大局的な分析はまだ不十分だと思うんですよね。そういうのをある程度のスパンをもって行って、逆に今回の戦争が特殊だと言うのであれば、何が特殊だったのか、かつてのロシアの行動様式と比べて、何か変化があったのか、見極めていくことが重要だと思うんですね。その新たに生まれている状況を、新しくできた図式で見ていくことによって、もしかしたら、また戦争が起きそうだという時などに、早い時期の感知とより強い事前の抑止ができる可能性もあるということです。現状分析をより誠実に行うということが、最初の一歩かなと思っています」 こういったことが、現在起こっている「パラダイム・シフト」に対応するためのまさに入り口になるのだろう。そして、さらに、廣瀬さんは、新しいアプローチを考えなければならないとも述べた。 「わたしは、これまであまり政治

[zu2]

“今回プーチン大統領がこれで失脚したとしても、多分、次に民主主義的な指導者が来るかといったら、絶対そうはならないはずですよ。現時点でロシア人の多くは、全部アメリカとNATOのせいだと思っているわけですか”

[zenkamono]

アメリカによる中東諸国（イラク、シリア、アフガン、リビア等）への侵攻・軍事攻撃だって、中東ではウクライナ侵攻以上に注目されてるのに、西側諸国では最初から軽視されまくってるもんなぁ…

[shaphere939]

“現時点でロシア人の多くは、全部アメリカとNATOのせいだと思っているわけですから、そういう人たちは、またロシアは恥をかかされたと感じて、次はもっと強いリーダーを選ばなければいけないと、さらに強硬な…”