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ロメリア戦記~魔王を倒した後も人類やばそうだから軍隊組織した~ - 第六十九話 ユルバ砦での戦い⑦
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ロメリア戦記~魔王を倒した後も人類やばそうだから軍隊組織した~ - 第六十九話 ユルバ砦での戦い⑦
第六十九話 「どうした! その程度か、人間どもよ!」 私の兵の中で最強である、アルとレイの必殺攻撃... 第六十九話 「どうした! その程度か、人間どもよ!」 私の兵の中で最強である、アルとレイの必殺攻撃を受け切った魔王軍の将軍は、百人の兵士をただ一人で威圧していた。 さすが実力主義の魔王軍。弱いものは上にはいけないと聞いていたが、将軍ともなればこれほどの力を持つのだ。 私はそら恐ろしかった。 たった一人で百人を相手にしているが、彼は万全の状態ではない。片目と片腕を失い、自らの兵とも分断されている。 もしこの将軍が万全の状態で戦場に立ち、鍛え上げた精鋭を率いて先陣を切れば、一体どうなっていたことか。 「お前たち馬に乗れ、突撃だ」 アルが将軍から目を離さず、周りにいる兵士に命じる。 個人の技量ではもはや勝てない。ならば数による力押ししか方法がない。 相手は手負い、いずれ力尽きる。全員で騎兵突撃を仕掛け、数と質量で圧殺すれば必ず勝てる。どれだけ犠牲が出るかわからないが。 「アル、少し待ちなさい」