エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
コンピュータアーキテクチャの話(414) パイプラインの考え方が発展して生まれた並列コンピュータ
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
コンピュータアーキテクチャの話(414) パイプラインの考え方が発展して生まれた並列コンピュータ
パイプライン処理の限界と並列処理 パイプライン処理は、演算器を5~10段程度のパイプラインで構成し、... パイプライン処理の限界と並列処理 パイプライン処理は、演算器を5~10段程度のパイプラインで構成し、毎サイクル、新しい入力データを供給してやるという構造になっている。このため、演算パイプの1段目がi番目の命令の入力データの処理を行っているサイクルに、演算パイプの2段目はi-1番目のデータを処理し、3段目はi-2番目のデータを処理しているというように動作する。 このため、ベクタが十分に長い場合は、パイプラインの長さだけの演算が並列に実行でき、スカラ計算機に比べて5~10倍程度の性能が実現できる。 天文学の重力多体問題のように固定のより長い処理を行う場合は、長いパイプラインが作れ、もっと性能を高めることができるが、汎用の処理を行う場合はそうもできない。また、直前の演算の結果を使う演算は、直前の命令の演算結果がパイプライン演算器から出てくるまで待たないと演算を開始できず、長いパイプラインの演算器