電王戦FINAL第4局観戦記 金井恒太五段

第２回電王戦で佐藤慎一四段に歴史的勝利を収め、翌年の第３回では最終局で屋敷伸之九段を破ったponanzaが今年の電王戦FINALでは第４局に登場する。電王戦最多出場でプロ棋士に２戦２勝という成績を残しているponanzaはファンも多く、人気の高いソフトだ。魅力ある攻撃的な棋風だけではなく、開発者の山本一成さんが与える爽やかな印象と勝利への貪欲な姿勢もその一因だろう。 さて、ponanzaは定跡を自力で一から作り上げている。本来はその範囲内であればノータイムで指すのだが、今回は５回に１回程度の割合で自ら「定跡」としている局面であっても改めて思考するようになっている。この微妙な設定は対局にどのような影響を与えることになったのだろうか。 村山慈明七段は棋界有数の研究家として知られている。プロ間では「序盤は村山に聞け」という言葉があるほど信頼されている存在で、代表が決定する前から村山の電王戦出場を

[BigHopeClasic]

第1局の裏返しというか、やっぱり研究福引になっちゃってる側面は否めないなあ。

[quwachy]

研究外されたら全く勝ち目ないって時点で手合い違いなんだよなあ

[koguus]

村山の膨大な研究量が垣間見える名文。それでも一蹴したponanzaすごすぎる。

[precostomus]

"「もしponanzaの指し手に疑問があったら彼に訊いて下さい」と共にponanzaを開発した下山晃さんを紹介して下さった。"冗談や責任転嫁かと思うけれども、半分くらいは本当なのだろうなぁ。ponanzaの裏にはBlunderあり。

[hundun2]

「▲７七銀か▲７七桂を指すように設定した方が良いのではないですかと聞いてみたら、『でも、それでは美しくないじゃないですか』」

[michsuzuki]

「村山は自宅でおやつを食べる練習までしたらしい。「研究に余念がない村山流だ」」

[vhthlh]

今回は山本氏が"持っていた"という話。

[hariopip]

胸いっぱいの愛と敬意を

[vox_populi]

「開発者の山本一成さんが与える爽やかな印象」？　山本氏からはプロを打ち負かしたいという執念しか感じない。今の将棋での研究の重要性を思えば、結局（これでもなお）プロ側が研究負けしたということだろう。

[kassintosh]

良記事

[FTTH]

胸が熱くなるな

[death6coin]

「だが、ponanzaの指し手は的確だった。」「盤上すべての駒を活用する王道の指し回しは、現在も四冠を保持する将棋界の第一人者を彷彿とさせるほど見事なものだった」　対決して欲しいですね

[psfactory]

電王戦FINAL第4局観戦記　金井恒太五段 | ニコニコニュース

[yusukem]

今がちょうどコンピュータと人間の研究能力が拮抗したバランスを保っている気がする

[betelgeuse]

『△４二銀では△６二金だったのかな』 itumonも書いてた　https://twitter.com/itumon/status/585097372688117762

[toronei]

素晴らしい、とにかく素晴らしい。

[yankun]

こういうの見ると、同一システム•棋士の五番勝負のほうが良いように見える

[katow]

ううむ悔しい。さわやかだけど。

[zilog80]

やはり一発勝負で人間が弱いと決めてしまうのはもったいない。相当やりこんで対局に臨んだのが伝わってくる。

[prdxa]

ponanzaの圧勝に見えたけど、実は超低確率の展開だったんだな。村山七段も山本さんもすごい。感動した。