論文｜MESH: Compacting Memory Management for C/C++ Applications (PLDI 2019)

「MESH: Compacting Memory Management for C/C++ Applications」という論文を読んだのでその紹介です。arXiv.org で公開されています。PLDI 2019 で採択されている論文のドラフトだそうです。私は v2 を読みました。ソースコードが GitHub (plasma-umass/Mesh) で公開されています。 免責 読み間違えている可能性があります。正確な情報が欲しい方は必ず論文を読んでください。誤りの指摘や補足、議論などは GitHub Issue や Twitter へお願いします。 読んだ動機 C/C++ でリロケーションせずにコンパクションを行う手法に興味があった。 Speedmetor 2.0 benchmark を走らせた Firefox でメモリ消費量が減ったと報告されており、ブラウザ開発者として気になった。 Ch

[takuya-a]

memfd_create()知らなかった。mmap()との合わせ技で、同じ物理アドレスを複数の仮想アドレスにマッピングでき、コンパクション時にそれを利用して仮想アドレスを不変に保つ。

[cho45]

おもしろい〜 アプリ側で仮想メモリ持つって？と思ったら memfd_create() と mmap() でアドレス変換させているらしい。

[lambdalisue]

そしてあとで読まなさそうw

[daiki_yamanaka]

“GitHub (plasma-umass/Mesh)”

[koba789]

なるほどねぇ

[k0kubun]

よさそうだけど、実際にマルチスレッド環境下で使うならsegvのシグナルハンドラが自分のアプリ上でも正しく動くか(どんな状況でコンパクションしてても壊れないか)確認するか、似た利用実績を待つなりしたい気がする

[sonots]

あとでよむ

[healthyprog]

この手の話すき

[kazuhooku]

面白い。ある状況にむけた最適化を備えたmallocだと思えばvmaの上限値もブロッカーではない（最適化が効かなくなるだけ）と割り切れば使い手がありそう

[rjj]

連続割当ができなくなるとキャッシュヒット率にどう影響するか。