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気力失い 困窮にも沈黙 第4部 発信なき SOS(4) 遺体の放置(下) | 下野新聞
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気力失い 困窮にも沈黙 第4部 発信なき SOS(4) 遺体の放置(下) | 下野新聞
「独りぼっちになった」という現実がのしかかってきた。 87歳で亡くなった母親の遺体を自室に放置した... 「独りぼっちになった」という現実がのしかかってきた。 87歳で亡くなった母親の遺体を自室に放置した宇都宮市、無職山本真二(やまもとしんじ)さん(55)=仮名。昨年11月に死体遺棄罪で執行猶予付きの有罪判決を受け、約2カ月ぶりにマンションの自室に帰っていた。 父と姉は既にこの世を去り、ずっと一緒だった家族は誰もいなくなった。「何のために生きているのか」。孤独感が募った。 生活はあっという間に困窮した。 釈放から2カ月ほどたった今年1月。手持ちの現金は1千円ほど、銀行口座には9円しか残っていなかった。 年末年始にかけて食事は5日に1回程度。ご飯にしょうゆやソースをかけて食べた。電気代やガス代が払えず「月末には止まってしまう」とうなだれた。 健康上の問題もあった。留置場では高血圧の薬をのんでいたが、釈放後は途絶えた。低額な料金や無料で受診できる「無料低額診療事業」という取り組みもある。しかし、事