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昨日までの世界、今日からの世界。|みやずまみやず
本棚から文庫本がこぼれ落ちていた。おまえはここに居たのか、と感慨深い。 神林長平『ライトジーンの遺... 本棚から文庫本がこぼれ落ちていた。おまえはここに居たのか、と感慨深い。 神林長平『ライトジーンの遺産』 神林長平といってピンとくる人は「SF読み」だろう。『戦闘妖精雪風』、『敵は海賊』などのシリーズを読みあさった男性も多いはずだ。僕が神林長平を知ったのは『戦闘妖精雪風』がアニメ化された後で、そのあと、妙に惹かれていろいろ読んだ。 その中に『ライトジーンの遺産』もあった。 当時ぼんやりした本好きの大学生だった頃、ほんのり横恋慕している女性がいた。目が悪くていつも人をじぃっと見るクセのある、かわいらしくて、とろんとした女性だった。読書家で、メフィスト・ファイスト系の作家、特に西尾維新が好きだったはずだ。当時、なぜかお互いに好きな本を交換することがあって、西尾維新が好きなら、と『ライトジーンの遺産』を渡したのだった。 本を返しながら、ひとこと、こういわれた。 「こんなつまんない小説はじめて読んだ