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いま読むべき本はただこれだけ。|みやずまみやず
端的にいってすごいと思った。書物が死んだあと、文学が生き延びるとしたらこのような「カタチ」だろう... 端的にいってすごいと思った。書物が死んだあと、文学が生き延びるとしたらこのような「カタチ」だろうと思うぐらいに。 高橋文樹『メタメタな時代の曖昧な私の文学』(破滅派、2018・1)は、もう崩壊してしまった「文学エッセイ」の最先端を突き抜けてしまった。かつての「人文学」にすがりつく地獄の餓鬼たちのドウシヨウモない救いのなさを切って捨てながら、文学がウェブ社会で生き延びるための手法を手探りで書いてしまった。 著者はエンジニアで「破滅派」という会社をやっている。同時に賞を取った文学者でもある。それから山梨を開墾したりもしている。よくわからないが、面倒見がよい人だ。そして文才に恵まれている。たぶんCODEを書く才能にも。 フランス文学を基盤とする端正ながら、皮肉で偽悪的な文体。そして何よりも高度なテクノロジーに関する理解。専門のエンジニアにも、文学者にも身につけることができない2つの要素が合わさっ